心構えはごまかせない
法螺貝、と書き「ほらがい」-
最初の漢字には「法(ほう)」がつきます。
音霊よる説法の「法」、そして儀式作法の「法」、つまりそこにも「道」があります。
法螺貝だけでなく、祈りの儀式で使用される法具、全てには尊い意味があり「重み」があります。
法螺貝の音・法具の持ち方 取り扱い方は、その人の心構え・意識・人柄・考えを全て反映しています。
一切ごまかせない、その人の心の中の世界。
何もかも、私たちは神仏のために「させて頂く」立場であることの謙虚さを、忘れない。
神仏の御心を「のせる」、祈りが「やどる」法具を持つ「重み」、一つ一つの 神事法要護摩の「重み」を、今一度ズシリと観じる日々です。