夜の瞑想 於 大講堂🕯️
吉野山の夕刻〜夜の雰囲気は、厳しい山々の、違う側面が顔を出す時間。
包み込んでくれるような、肩を撫でてくれているような、労りや励みをもらえる時間。
3つ、あればいい。
様々な機会で、様々なご縁で繋がる皆さまと、様々な形で、勉強会をご一緒させて頂く時間✨
修験道の世界観、そして自然と、役行者が伝え続けて下さる、教えの数々。
4月21日に天命を全うされた、故 フランシスコ教皇が所有していたとされる、3つの私物について、当時話題になりました。
聖書、カシオのチープ腕時計、そして黒の革靴。
祈ることを極められた存在は、素朴でシンプルで、とっても謙虚な姿勢であることをうかがえるエピソードに、役行者のお姿が重なりました。
経典(法)、杖、そして下駄。
あとは、自然から頂く。
「お互い様」の助け合いの精神を持つ、人の本来の優しさを、信じる。
教え(想い・知恵・菩提心)という原動力。
人生(時間)という体験。
そして、この2つを生きる(実践する)心と身体。
想う力・体験力・実践力…
これら3つの「力」は、エネルギーがいります。
そのエネルギーを養える場所・人・誰かとの約束・夢…大切なものを大切にしていきたいと、願う日々。
「この3つがあれば、それで充分だ」と言い切れるような人に少しでも近づくためには、今どう行動すべきか。
日々、ご本尊様(役行者)の前に座る度に、深く深く考えることです。
あたたかい雰囲気と笑顔で、ご清聴下さいました参加者皆さまに、心より感謝申し上げます✨