大峰山上 参籠所へ、天川村洞川から荷物(食料や物資)を上げる金曜日の朝は、季節の移り変わりを直に感じます✨
荷物を車に積み、洞川へ向けお寺を出発する早朝は、9月に入ると一気に薄暗く、肌寒く、星や月がまだ頭上で見える時もあります✨
鈴虫の声が、本当に美しく癒される朝。
荷物を運ぶ日も、今夏、残り1回となりました✨
大峯山 戸閉式まで、あと2週間ちょっと。
山上は、もっと肌寒いのでしょうか。
登拝ご予定の皆様、何卒お気をつけて「行ってらっしゃい」✨
大峰山上 参籠所へ、天川村洞川から荷物(食料や物資)を上げる金曜日の朝は、季節の移り変わりを直に感じます✨
荷物を車に積み、洞川へ向けお寺を出発する早朝は、9月に入ると一気に薄暗く、肌寒く、星や月がまだ頭上で見える時もあります✨
鈴虫の声が、本当に美しく癒される朝。
荷物を運ぶ日も、今夏、残り1回となりました✨
大峯山 戸閉式まで、あと2週間ちょっと。
山上は、もっと肌寒いのでしょうか。
登拝ご予定の皆様、何卒お気をつけて「行ってらっしゃい」✨
展覧会ご案内✨
当寺院 初代本尊である、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(白鳳時代・重文)が、この度ご巡錫されます✨
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます✨
◇特別展「富本銭特別展示 天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化」
◇開催期間: 令和6年10月19日(土)~12月8日(日)
◇会場: 奈良県立万葉文化館
以下万葉文化館HPより↓
https://www.manyo.jp/event/detail.html?id=516
万葉文化館は飛鳥時代に金属、ガラス、玉製品などを生産した「飛鳥池工房遺跡」の場所に建っています。1990年代に実施された調査では「富本銭」と呼ばれる銅銭が大量に出土し、それまで最古とされた「和同開珎」(708年初鋳)に先行する天武天皇時代の貨幣であることがわかりました。当館では特別展示室を設けて様々な出土品の複製を展示してきました。
さて、2024年10月、久々に実物の富本銭が生産工房の地(万葉文化館)に帰ってきます。当館ではこれに合わせて、七世紀後半、天武天皇から持統天皇へと継承された〈飛鳥・藤原〉の文化を紹介する展覧会を開催します。この時期の日本は大陸の制度を積極的に採り入れ、中央集権国家としての体制を整えていきました。文化面においても中国や朝鮮半島から新しい情報が伝わり、官立の仏教寺院が造られ、中国の条坊制を採用した都城「藤原京」が誕生しました。『万葉集』にもこの時代の人々の歌が残っています。本展覧会では富本銭の特別展示とともに、天武天皇と関わりのある吉野や明日香地域に残る遺品や伝承、藤原京跡の出土品、万葉歌や近代の「万葉日本画」もあわせて紹介し、飛鳥時代の人々に思いを馳せる機会にしたいと思います。
リマインド✨講演会ご案内✨
<<京さろん ~お坊さんCafe~>>
お寺を身近に感じるお坊さんのトークイベント!
素朴な疑問や裏話など、コーヒー片手に気軽に楽しみましょう。
○日時:
2024年9月14日(土)14:30〜17:00
○会場:
ヒルトン・ガーデン・イン 京都四条烏丸
1階 Together&Co.
○料金:
<トークイベントのみ> 1名様 4,000円
<ランチ付きプラン> 1名様 7,000円
<各プラン共通>コーヒー&紅茶 フリーフロー(お菓子つき)
※税金・サービス料込
※文化財や伝統芸能を後世に守り伝えていくため、参加費の一部を講師の所属先へ寄付します
○トーク内容:
特別編「” 吉野の聖天さん” ~人間の源にある生命力と和合のお話~」
修験道の開祖・役行者が1350年前に大峰山中に祀られ、現在は大峯山護持院 櫻本坊(さくらもとぼう)にお祀りされている日本最古の聖天尊は、”吉野の聖天さん“ともよばれ、「一心に祈ればどのような願いも叶う」と、年間を通して大勢の参拝者でにぎわっています。
その櫻本坊から神職であり寺務執事でもある巽安寿(あんじゅ)氏をお迎えし、「人間であることのありのまんまと、そのまんま」などについてお話しいただきます。 言いたいことを表に出しにくい現代社会の中で、「いかに目の前の現実を肯定的に捉え、自分らしさを解き放てるか」のヒントとなれば幸いです。
お申し込み方法・詳細は
https://hiltongardeninn-kyoto.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/event/together-and-co-2305
海で泳ぐことは、大きな体力を使います。
沈まないように、溺れないように、頭を突き出し、手足をフルに動かして、浮いている状態を保つことは大変なことです。
そこに、浮き輪がひとつあれば、どれだけ助かるでしょうか。
周りの様子を見渡す余裕がうまれ、体力の温存が可能になり、泳いでいける距離や目的地への可能性も広がります。
海が人生・日常だとすれば、自分にとっての浮き輪は、何で誰でしょうか。
寄り添ってくれる浮き輪の存在が、あること。
その、身近過ぎて、気付かれにくい存在に、今一度、気づく。気づけるように。
ひとり(lonely)と感じる時間はあるかもしれませんが、1人(alone)で生きている人はいません。
祈りも、ご縁ある皆様にとっての、浮き輪となり、目的地へ運ぶお手伝いができますように。
今月も、ご参拝下さった方々の笑顔を拝見できましたこと、有難い日々となったことへの感謝と、来月も、ご縁ある皆さまが、健康で笑顔で過ごせますように、願いをこめてー
そして台風の被害が最小でおさまること、皆様の安全を、心よりお祈り申し上げます。
力強く前向きな印象のある「決断」という言葉ですが、漢字を見ると、「断つ」という、どちらかといえば、マイナスな印象を与える字が入っています。
何かを決心するとき、例えば習慣や癖や馴染みのあるもの…自分にとって「なくてはならない」と思っていたものを、思い切って手放す行為が必要です。
綱引きのように、綱を引き続ける行為は、摩擦が起こり、皮膚が傷つき、手のひらや手首を痛めます。
綱から手を離し、綱を手放すことで、はじめて、手の手当てができる。何を引っ張り、何に引っ張られ、何を求めていたのか、冷静に見渡すことができる。
決めて、断つ。
切り離す。切断する。手放す。
終わらせる。
一見、マイナスに見える出来事・経験・感情・変化も、長い目で見れば、未来へ進むための、かけがえのないプラスの連続✨そのための、決断の連続✨
“何が幸せかわからないです。本当にどんな辛いことでも、それが正しい道を進む中での出来事なら、峠の上り下りもみんな本当の幸福に近づく一足ずつですから。”
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より