GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

1日も早い解氷と癒しを

言葉には、人間が想像する以上の力がある。

言葉は、人の心の生死を左右する力があります。

良い想いを、出来るだけ良い言葉で、発する。

人間として最も基本である、互いに敬意をはらう「挨拶」から始まり、忖度や言い訳なしに「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に正直に言える人間でありたいと日々痛感します。

今一度、自身が発する言葉を見直してみる。
自分たちが生きる日常を、ハッピーにもアンハッピーにも、全ては言葉次第で転換できることを思うと、自ずとやるべきことは見えてくるはず。

それも「できる」「できない」ではなく、「やる」「やらない」かではないでしょうか。

それぞれが真に届けたいと願う想いが、言霊が、必要とする方の心に、届きますように。

誤解やすれ違い、コミュニケーションの歪みに心いたむ方には、1日も早い解氷と癒しに安堵されますように。

皆様の「発する言霊」が、自らの人生のみならず、他者と社会をより良い方向へと運ぶ美しい「舟」となりますよう、心よりお祈り申し上げます✨

……
旧暦の己巳の日である本日午前7時、吉野弁財天社にて、例祭を斎行させて頂きました。

白い吐息までも清められるような、弁財天さまらしい粋なお計らいで、背筋を伸ばされる有難い時間となりました✨

当山 境内のほぼ中心に、あでやかに鎮まります、吉野弁財天社。
白蛇を従えた 水を司る美しい女神であり、芸能・弁(コミュニケーション・言霊) ・財(経済・商売・人脈・縁結び)の巡りを良きものとし、「宇賀神」とも唱えられます。

『想いを力に』大講堂雨漏り修繕工事プロジェクト無事成満のご報告

『想いを力に』大講堂雨漏り修繕工事プロジェクト無事成満のご報告

令和5年11月1日〜12月25日に挑戦致しました、クラウドファンディングの終了報告です。

本日令和6年3月4日(月)、大講堂外装&内装工事を全て終え、ご本尊様にもお戻り頂き、この度のプロジェクトを無事成満させて頂けた感謝をお伝えする法要を、大講堂にて修めることができました。

また法要では、神仏へ、支援者皆様のご芳名、連日泊まり込みで工事に取り込んで下さった工事関係者皆様、各々のご家族皆様のご多幸・ご健康を願う祈願をお伝え致しました。

これから先も末永く、1人でも多くの方の「祈りのクリニック」として「喜びを倍に、悲しみを半分に」する約束が宿る大講堂の祈りを、皆様と一緒に、守り 伝え 発展させていきたいと、心より願っております。

想いは必ず心に届き、偉大な力となる。
念ずれば絶対花開き、その花を共に喜び分かち合える存在は必ずいる。

想いを向けて下さる、すべての皆様方に、深く深く感謝申し上げます。

今後とも何卒あたたかい結びを、よろしくお願い申し上げます。

令和6年3月4日 櫻本坊 寺務執事 巽 安寿

可能にしてくれるもの

本堂 護摩壇を解体し、お掃除中✨

「修行させてもらえる」「修行を許される」こと、理解を得れることは、当たり前ではないと、日々実感致します。

修行を可能にしてくれる場所・法具へも、常に感謝の気持ちを忘れないように✨

クラウドファンディング「寺内掲示木板にてご芳名掲示」ご案内

『想いを力に』大講堂雨漏り修繕工事プロジェクトの活動報告です。

令和5年11月1日~12月25日に募集致しましたクラウドファンディング、期間中にご寄付下さった支援者様のご芳名を、リターンのひとつ「寺内掲示木板にてご芳名掲示」として、掲示させて頂きました✨
*ご希望いただいた方のみ掲示しております

ご芳名を掲示させていただいた方々をはじめ、表に出ない様々な形で応援して下さった方々、想いを向けて下さる、すべての皆様方に感謝申し上げます。

この度は本当にありがとうございました。

令和6年3月1日 櫻本坊 寺務執事 巽 安寿

引き続き、大講堂 進捗状況をご報告致します。

毎月28日「不動明王ご縁日」の護摩法要の様子ー

朝日が本堂に差し込み、護摩の香煙と光筋に、有難い勇気を授かる1日のスタート。

3月10日 シンポジウムのご案内

大講堂から見える、満開の梅✨窓を開けると、とっても素晴らしい香りが入ってきます✨

桜の開花も、今年は早そうです。

~シンポジウムのご案内✨~

数年に渡り、東京大学史料編纂所様・元興寺文化財研究所様・和歌山県立博物館様・大淀町教育委員会様合同で行われていました、当寺院 宝聚堂所蔵 豊臣秀頼奉納『大般若経六百巻』を含む、「吉野修験関係史料の調査」成果報告会が開催されます。

以下、大淀町文化会館あらかしホール様 公式FBページより文章をお借りしています✨↓

沢山の皆様方のご来場をお待ち申し上げます✨

*写真は、昨日 当寺院宝聚堂にて。
3月6日(水)〜4月8日(月) シンポジウム関連企画として展示される「読んでみよう!吉野の古文書 於 大淀町文化会館」の準備へ向けての様子です✨

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【お知らせ】

東京大学史料編纂所×元興寺文化財研究所×大淀町
連携シンポジウム「古文書がひらく中世の吉野」

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現在、吉野地域で行われている、中世の吉野に関する古文書・歴史資料の調査研究成果を報告します(入場無料です)。興味のある方、ふるってご参加下さい。関連企画展も予定されています。

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〇内容(予定)
・第1部 基調講演
「山伏と中世社会―アメリカに渡った吉野山の史料から」
(東京大学名誉教授 榎原雅治氏)
・第2部 調査研究報告
・第3部 パネルディスカッション

時 3月10日(日)13時~16時30分(12時30分開場)
所 大淀町文化会館 小ホール 入場無料(申込不要/先着90名)
問 大淀町文化会館
0747-54-2110/bunkashinkou@town.oyodo.lg.jp

〇関連企画展「読んでみよう!吉野の古文書」
時 3月6日(水)~4月8日(月)9時~17時
入場無料(火曜・祝休館)
所 大淀町文化会館