午前3:30 本堂前にて「行ってきます」の勤行
久しぶりに顔を出した星空と、夏とは思えない涼やかな気温のなか…奥駈修行へ出発
まだ暗い早朝、吉野山に響く、修行者達の勤行の声、リュックに付けられた鈴・大地を踏みしめる金剛杖…錫杖・法螺貝の音霊…これが修験道の聖地の、なんとも言えない清らかさと厳かさなのだと、あらためて感じます。
そのような尊い修行に立ち会えること、同行(どうぎょう:立場も持ち場も違えど、心を共にする)できること、毎年一期一会のメンバーのお顔を拝見し、背中を見送れること。
「いってらっしゃい」「おかえりなさい」
…この言葉の重みと尊さ、そして何より、吉野大峯の素晴らしさを、もっともっと発信していきたいと、噛み締める日
Anju