人前だけ、見えるところだけ、特別な時だけ…その時だけキチンとするのではなく、普段の心がけが全てものを言う。
どのような小さな日常の言動(発信 行い)も、疎かにしない。
それが出来てこそ、背中は初めて説得力を持ち、道はできる。「無心帰大道」
誠意と真心と思いやりの気持ちを忘れず、清らかにいようと努力を怠らなければ…道は自ずから開いていく。
根本の道…を耕し続けることのシンプルさ。
そのシンプルさを維持し続けることの、大変さ―
自分のための行と、人のための行がある。
「人のため世のために修行してるんだ」「したってるんだ」という
修行に対する「執着」や「こだわり」から離れなければ意味がない
あるがまま、の姿が、なにも「特別なこと」ではないことに気づく
人間として当たり前のことを、当たり前にする努力さえ怠らなけれ
(山上参籠所 坊守撮影)