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ささやかで、最高のしあわせを

ささやかで、最高のしあわせをー

昨日20日、天武天皇ご神像 閉扉の儀を執り行いました。
ご開扉中にご縁を結ばれた皆様、また様々な形でご奉仕くださった皆様、深く感謝申し上げます。

御扉を閉じさせて頂くさい、言葉に言い表せない熱い想いがこみあげます。命あるからこそさせて頂ける、多くの有難いこと…感謝の気持ちと同時に、来年もまた、みな健康で笑顔で、ご神像にお会いできますように、毎年心の底から未来へ願うことです
先週「国際子ども平和賞」を受賞された川崎レナさんのスピーチが、記憶に新しいです。

悔しさから突き動かされた行動、「実現性がない」「理想的すぎる」と言われても、それでも理想や希望を持ち続ける前向きさ。

日本人が誇れる日本の姿・精神性を、社寺に携わる者としても、しっかりと「いま、ここ」で伝えていく責任と役割の重みを、考えさせられました。

生きている間に、何か大きな1つの偉業を成し遂げることや、「全体」「全員」のシステムや考え方を変えることは、誰もができることではありません。

しかし、日々の小さな目標と達成、当たり前でないささやかな…でも最高の幸せ、ひたむきな「つとめ」の積み重ねこそが、生きる意味を与え、未来を創ると信じています。

櫻本坊から発信される揺るぎない祈りと想い、どれだけ困難であっても、絶対に諦めない意志の強さが、皆様のこころと人生の岩戸開きに結ばれますよう、心よりお祈り申し上げます。

*なお、宝聚堂(宝物殿)は、引き続き11月30日まで特別ご開帳中です

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