吉野山は、今冬初の積雪となりました。
大講堂の窓が見せてくれるのは、絵(画)ではなく、一瞬たりとも同じ景色のない、自然が四季折々に向き合わせてくれる、本物の襖絵・水墨画。
つまり、「真実」を映し出す、心の鏡のようです。
この景色の変化こそ、1人でも多くの皆さまに届けたかった想いです。
暑さや寒さを理由に、また日々の忙しさの中で、ついつい忘れてしまいがちなこと。
スマホに視線を落としてしまって、ついつい見逃してしまう、いまここで生きている世界で出会える出会いの多さ。
日常には、人生には、目の前の現実には、たくさんの美しいものであふれています。