大峯山から帰山し、本堂にて、ご本尊様へ無事に帰ってこれたご報告と、家族・職場を含め、道中の修行を理解し可能にして下さった多くの方々への感謝の祈りを捧げる、勤行の尊い意味。
山へ、その足を向かわせる動機は、人の数だけあります。
また、表に出さないだけで、皆、何かしら抱えながら、毎日色んなことを思い感じながら、生きています。
言葉に出さなくても、伝わい合う「想い」の数々。
同じ、生身の「人間」同士だからこそ、分かり合える、「願い」の数々。
その想いや願いに、可能なかぎり寄り添いたい。
微力ではありますが、皆さまにとって、今日という1日が、少しでも上向きに…「ありがとう」と誰かに無性に伝えたくなるような穏やかさで、心を満たしていけますように。