努力の先に
4月8日『釈尊降誕会〜花まつり〜』法要を、本年も滞りなく斎行させて頂きました。
ご出仕ご参列下さいました式衆・行者・ご信徒関係者・崇敬者、同時刻に全国各地にて共に心を向けて下さった祈願主皆様に、深く感謝申し上げます。
毎回、各大祭の日に実感すること。
吉野は決して、交通アクセスが容易な場所ではありません。更に当寺院は、坂を何個も登らなければ辿り着きません。
そのようななか、予定を立て 時間をかけ…お越し参拝くださる皆様のお気持ちに触れ、また手を合わせて一心に祈られるお姿を目の当たりにし、皆さまのお心に、きちんと応えていけるお寺でありたいと、あらためて強く誓いました。
お釈迦様の歩まれた道のように、泥沼から蓮を咲かせる意味と努力を知り、自らが歩んだ道のりが、清らかな花々で満ちていきますように。
そしてその花々を、出会う人たちに渡していけるような生き方でありますように。
4月8日 花まつり 慶讃大護摩供法要 於 境内護摩道場
肌寒く曇りの1日でしたが、大護摩供の炎が上がった瞬間から晴れ間が✨
炎、そして香煙にさす光筋が、とても荘厳でした✨
護摩道場の八重桜が満開のなか厳修されました。
火生三昧~火渡り~
大護摩の香煙にさす光筋が、木漏れ日のようで、また煙の向こうで見上げる太陽の神聖さと、われわれを包むオレンジ色の空気が、尊い瞬間でした。