どんなに小さく薄い 葉っぱ1枚にも、捉え方によっては、人間と同じように「骨」や「毛細血管」があります。
隅々まで「巡っている」イノチに触れる。
太陽は等しくすべてのイノチに降り注ぎ、月は等しく地上のイノチを清める。海はすべてのイノチを満たし、風はすべてのイノチの進むべく道へ後押しをしてくれる。そして火は、すべてのイノチの感情を燃やしてくれる。
自然に宿る神仏に、温かく、時に厳しく、いつだって見守ってもらっている私たち人間。
形として見ることのできない、目に見えない祈りによって、イノチは巡っている。
誰1人として欠けてはならない、かけがえのない存在。
想いは、祈りは、届くべきトコロに必ず届く。
イノチは祈りであり、祈りはイノチそのものであるから。