令和3年、奈良県指定文化財に新たに指定されました、当寺院所蔵仏画 鳥羽法皇奉納「絹本著色(けんぽんちゃくしょく) 不動明王二童子像」は、県内に残る希少で、図像的にも特異な平安仏画(掛け軸)です。
2021年に行われた調査の結果、仏画の痛みが激しいため、本格的な修復が必要となり、5月10日、なら歴史芸術文化村の「文化財修復・展示棟」内へ修理に入られました。
本日9月5日(火)、実際の修繕現場へと見学に行かせて頂ける機会がありました。
大変細かく繊細な作業に携われておられる関係者皆様へ、心からの敬意と感謝を申し上げます。
また、この度の仏画修繕を実現して下さった、公益財団法人 朝日新聞文化財団様、奈良県文化財保存課様、宝聚堂ご参拝の折にお心添え下さった皆様、心より御礼申し上げます。