大峰山

典座(てんぞ)のお話

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典座(てんぞ)のお話

僧侶の役割のなかでも、最も尊ばれ、高僧しかつけない役職があります。

それが、典座と呼ばれる、神仏や祖師へのご神饌・修行僧の日々の食事を作る存在。

決して表に出ないけれど、影で真に修行を支える揺るぎない「柱」です。

御魂と心を清め磨く修行をするには、身体の管理があってこそ。

その身体の健康、つまり生命を預かる役職の重要さ。

いただきます。ごちそうさま。
この言葉の重みと、目の前にある食事に携わる、数多くの「手」と「手間」の有難さを、絶対に忘れてはいけない。

世にある全ての職業と役割への、敬意と感謝を、絶対に忘れてはいけない。

櫻本坊が修行者に伝え続ける、謙虚さ・感謝と敬意の心構えは、何一つ難しいことは含まれていません。

自分の命がいかに多くの人の力で生かされているかに気付き…人間としての当たり前、を実践し続けることこそ、真の修行(生きる行いを修めること)です。

Anju

大峯山シリーズ
壮大な雲海。宇宙はどこまでも広い。
太陽が昇らない朝はない。
その静かな情熱と、自身の中にある光(希望)を失わず、信じてやって行くしかない。

今日が、未来。
その背中が語るものー
背中はウソをつかない。

(山上参籠所 坊守撮影)

真の行とは

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さまざまな形での修行に、同行(どうぎょう:立場役割は違えど、共に行なう)させて頂くなかで、最も伝えたい想い-

山中や、寺院といった空間での修行が、決して特別ではないということ。

最も尊く、大事で、厳しくて、そして終わることなき修行は、日常生活・社会・人生を生きるなかにあります。

そこに気づき、思いやりを実践していって頂くための、あくまでも「きっかけ作り」が、我々社寺の役割の1つでもあります。

神仏の御前では、嘘や偽りは一切通用しません。

お金や物・言葉で人を巧みに動かすことは時に容易い。

真心と言霊で、真に人の心を動かすことの難しさと…そして同時にシンプルさを知る。

何が1番大切か…?
身一つ…裸で産まれ、魂いっこで宙に還る私たち。

今日も、どのような事があったとしても、真っ先に「ありがとう」を伝えれる勇気を…選択できる1日でありますように。

……
今日明日と「得度受戒会」が執り行われています。

Anju

自分の中にあるものを

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礼拝行・護摩法要・吉野奥宮への登拝修行の様子−
自然に入り、自然の厳しさと優しさを身をもって知る。
その厳しさや優しさが、「自分」という小宇宙の中にもあることに気づく。
その自身の優しさの部分に触れ、日常と社会で活かしていけますように

Anju