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「清め」と「掃除」の違い

「清め」と「掃除」の違い

櫻本坊では「清める」ことの重要性をお伝えするとともに、自分たちがまずは実践する。
その努力に怠慢にならないよう、日々心がけています。

様々な形と繋がり方で、多様性あふれる方々が櫻本坊をご支援くださり、また神仏への奉仕をともにさせて頂いています。
奉仕、の在り方が問われ続ける中、また人に指導する立場にある中で、心に留めている言葉があります。

「天知る 地知る 我知る 人ぞ知る」

すべての思考や想いは、言葉となり行動として偽りなく表れ、必ず相手に伝わります。

誤魔化せることなど何一つないなか、私たち人間はあまりにも複雑で絡み合う社会で、「要領」「偽る」という術を身につけてしまう

人が見ていなくても、わざわざ人に言わなくても、自らの言動を必ず観ている天の目。そして、必ず見ている人は見てくれている。何より、自らが、知っている。

散らかっている・汚れている所を「掃除」すること。
すでに掃き清められ、綺麗なところを「清める」こと。

清めの奉仕の真理は、場所を磨くこと以上に、自らの心を磨くこと・物を大切にすることにあります。そして人を大切にすることに繋がります。

自問自答し、葛藤を、削ぎ落としていく。

心をこめるか、適当にするか、ふりをするか-

最も偽れないその人の本性・本質・生き方そのもの、それが清めの姿勢にすべて凝縮されています

Anju

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