「また来年」と言える幸せ
昨日10月1日 吉野聖天大祭を、滞りなく斎行させて頂きました。
ご出仕下さった式衆 行者皆様・共にお祭りを支えて下さった関係者皆様・心を向けて下さった全国信徒崇敬者皆様、心より…ありがとうございます。
すべての神仏は尊く、敬う心に差はないなか、それでも、歓喜天は非常に特殊な神であると毎年実感致します。
細心の注意を払う必要がたくさんあるからこそ、無事お祭りを満行させて頂けた時の、有難さ・感謝・達成感・未来への前向きな気持ち。
お祭りは、その日1日だけで成し遂げられるものでは決してありません。
千余年という長い年月の中で、歴代住職並びに関係者が、神仏と築き上げてきた「信頼関係」があるからこそ、お祭りは形として可能になります。
日々、毎日、神仏と誠実に向き合い、勤めを行い続けて来られたことに、大きな意味があります。
そこへの感謝を、皆で最大限お伝えするのが、お祭りー
神仏がお喜びになることを、あくまでも我々人間は「させて頂く」立場であることを、何度も何度も認識する機会、それがお祭りー
祈ることは、エネルギーがいる。
祈ることは、集中することだから。
簡単に成就するものばかりではない。
だからこそ、実現した時の喜びは、何にも変えれない大きな喜びとなる。
大切なのは「何をするか」だけではなく「なぜするのか」「どうやってするのか」…そこに真の修行があることを、教えられた大祭でした。
神仏と「また来年」と約束できることの、尊い幸せと、数えきれない皆さま方への感謝の気持ちでいっぱいです✨
*引き続き大祭の様子をインスタグラムにてご紹介していきます✨