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全ては天の計いのもと

全ては天の計いのもと

本日、吉野聖天大祭を滞りなく執り行わせて頂きました。

ご参拝下さった皆様・出仕して下さった行者の皆様・今日という日に心を向けて下さった皆様、ありがとうございます。
(真夜中の祭礼は、本当に特別な祈りの空間になります星は…降ってきていました✨)

昨夜、雷の轟が3回鳴り、清めの雨が降りました。そして零時 聖天尊浴油の祭礼が始まり、聖天尊をお呼びする鈴の音が鳴ってから、お帰りになって頂く鈴の音が鳴らされるまで、上を見上げると降ってくるような満天の星空。
毎年、本当に、息を飲む美しさが用意されています

この星空を見させて頂くことが、この大祭の、1年ごとの「答え合わせ」なのかもしれません。

そして、午後1時からの、ご本地仏 十一面観世音菩薩さまの祭礼。祭礼が始まった瞬間、太陽の光が差し込み、眩しい光と お堂の屋根の端には青い鳥が 十一面観世音さまの御前に、こんなに近くで詣でれること、これほど尊く 恐れ多いことはない、そう思わせられるほどの堂内の重厚感…
(大護摩供の炎の煙で一瞬境内が真っ白に同時に晴れながら雨が降り、雷の音霊も…!)

大護摩は、雷轟き大粒の雨が降りながら、同時に晴れながら…炎の煙で包まれながら…なんとも言えない神秘的な祈りと浄化に包まれる法要でした

みな心を1つにして、神仏へと心を向ける-
神仏へ失礼のないように、神仏のお導きあっての、静かで厳かで温かい大祭を斎行させて頂けたこと。

神仏へ感謝の気持ちでいっぱいです。

お厨子の御扉は閉じられましたが、雲の上にはいつも太陽があるように…光を信じて、祈りの光が1人1人に確実に繋がっていくよう…引き続き精進して参りたいと思います。

Anju

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