登拝修行へ向かう日の、本堂前✨⛰️
「修行がしたい。何ができますか?」
もちろん、時や場所、またその人にとって、「厳しさ」が必要な場合もあります。
しかし、多くの場合、忘れてはいけないのが、
既に、充分、社会で荒行をされているということ。
人間として生きることが、そもそもどれほど大変なことか、ということ。
何かしなければならない。
何歳までに、こうあらねばならない。
認められなければならない。
もっともっと求めなければならない。
毎日、充分、頑張っている。
頑張りすぎている、それが現代人かもしれません。
ですので、「優しさ」を求めてもいい。
スピードをそっと、緩めてみてもいい。
見過ごしそうになっていた大切なもの・気持ち・人の存在…本質を、取り戻せなくなる前に、気づけるように。
「修行(体験)で来たけど、なんか全身の力が抜けて、癒された。」
「初めは緊張していたけど、気持ちを整理できる時間となって、スッとした。」
優しさを求めても、いい。
深呼吸を促す自然の力に、心身を委ねられる時間の贅沢さを、特に感じる緑色の季節⛰️✨
金曜日早朝は、天川村洞川架線場から、大峰山上参籠所へ上げる荷物(食料や物資)を届ける日ー
風が涼しく、爽やかで気持ちの良い早朝の洞川⛰️
架線場から大峯山上の方向を見上げる度に、あんな山の上の大変な場所に、いくつも建物が建っているなんて…と今だに驚かされます。
週末に登拝修行を控えていらっしゃる皆さま、何卒お気をつけてご登拝ください🌞