吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守り、神輿の「運行/巡航」安全を護られる金毘羅大権現。
毎年10月10日19時より、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現社の祭礼が、地域の皆さまと共に斎行されます。
当寺院 先代住職の良乗(りょうじょう)が、よく言っていたと聞いている言葉。
「すべては、吉野のため。大峯のため。」
どの社会でも同じように、自身が信じるもののために、その発展のために、その時代・その環境で、できる限り心を尽くした先人達の存在を、想います。
自分のためだけ、にあらず。
自分を愛し、育ててくれた場所のために。
それは故郷(場所)に限らず、人(家族・恋人・師匠・親友)・記憶(思い出)・言葉(約束・スローガン・夢)・感覚(ハグ・懐かしい匂い・音楽)など、私たちが「HOME」と呼ぶ存在のために。
夢と理想を持ち続けること。
そこに向かって心を投じることを、決して恥じないこと。