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思い出

大峯山 入峰修行を満行し、里に帰山する講社で賑わう週末・祝日の様子ー

「行者さん!ひさしぶり!」
と、ご本尊様に、晴れやかな表情で声をかけられる方もいらっしゃれば、
「行者さん。今年も何とか来れたでぇ。」
と、ご本尊様に、話しかけるように、人生のさまざまな報告をされるように、静かに座られている方もいらっしゃいます。

満面の笑みに見える。
厳しく怒られているように見える。

ご本尊様の表情は、その時々によって、みなが感じることは違います。

「役行者はどこにいる?」
「どこに行けば会える?」

思うことも、答えも、探究の道も、人の数だけあるでしょう。

彼の存在を、山の中に見出すのか、ご仏像に重ねるのか、日常の至る箇所で「仮の姿」で現れ導いてくれる時に、「教え」として存在を感じるのか。

山の行、里の行。
どちらも大切な行いで、日々の積み重ね。

役行者に限らず、神仏は、特定の場所や時期にだけに会える存在ではない、と強く感じることです。

いつもいつも、心に想えば、神仏は、いつもそこにいる。

大切な家族や人達を想うように、そのあたたかい絆は、生涯を通して寄り添ってくれる、かけがえない、思い出の積み重ねでもあると、思うのです。

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