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大峯山の魅力発信④

大峯山シリーズ

“一滴の水も天地の恵み
一粒の米も労苦の賜物
濃淡多少は問うところにあらず
慎みて食の功徳を念ぜん
いただきます” (食前の言葉)

得度式・奥駈修行・聖地巡礼…修行の折に、必ず全員が読む言葉です。

自分には、目の前の食事を頂くに値するほどの正しい振る舞いや、思いやりを実行してきただろうか。
いかに多くの方達の手と手前、苦労があって、自分はこの食事を頂けるのか。

今一度、自分に問いかける時間。
感謝や反省を意識する時間。

食事は、お腹を満たすためだけの行為ではなく、「薬」です。「心」です。

そして「毒」にもなりえる、生きる行いを修める中で、食べることは、非常に重要な行為です。

好きなものを好きな時に好きなだけ食べれる、この飽食の時代、あらためて、目の前の食事の重みと有難さを知る。

オイシイ、と決めるのは、味や場所や値段ではなく…全て、自身の日頃の行いの振り返りと、携わる人たちへの感謝の向け方次第です

(山上参籠所 坊守撮影)
*参籠所キッチンと、とある日の昼食準備

Anju

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