人は多くを人から学びます。
愛も別れも、喜びも苦しみも。
思いやりも憎しみも、生きる意味も死ぬ覚悟も。
そしてそれは全て、「生命」があってこそ実現・体験できることばかりです。
その生命が結ばれている源には、奇跡としか言いようがない「ご縁」の連続があります。
お盆や歴史の記憶を風化させない記念日を含め、身近にイノチを見つめる8月。
人が真に死ぬトキ-
本当の「死」とは、誰も思い出さなくなるトキです。
話題にしなくなり、そして記憶から消えてしまうトキです。
1番の供養は、肉体は側になくても、心の中で共に生きているあの人のことを、いっぱい想うこと。話しかけ続けること。いっぱい話題に出して、思い出を語り継いでいくこと。
常に私たちを、1番近くで、愛し寄り添ってくれている存在。
自分が今目の前で見ている世界を、あの人も一緒に見てくれている。
そこに幸せと感謝を感じることができれば、悲しみを消すことは出来なくても、今を前向きに生きる選択は可能です。
あの人が生きたかった、この世界。
その世界を生きる、あなたはいま、どう生きる?
「こんな生きにくい世界」もしそう思ってしまったとしても、現に生かされている、この世界で。
そんな風に、いつも問いかけられているようで、それに答えていける生き方をしたいと、特に想いが深まる8月。