大峰山入峰修行から帰山の、行者講で賑わう週末ー
「脚下照顧」
修行者・参拝者の皆様にとって、当たり前の風景のひとつ、靴箱ー
履いている人の年齢・職業・立場は皆違うけれども、祈りと向き合う想いと心得が見えてくる、聖なる靴箱ー
大峰山入峰修行から帰山の、行者講 満行護摩の様子ー
今夏は、可能なかぎり、帰山される皆様の護摩の様子を、ご紹介させて頂いております。
その中で、お話させて頂けるきっかけも増え、大峰山に向けられる様々な想いや、人生の歴史をお伺いできる機会も多くなりました。
先代住職の頃から、年に必ず1度は大峰山に登拝し、今ではお孫さんと一緒に帰山される方々もいらっしゃいます。
「1年」という時間の尊さと、「例年と同じ通り」と言える尊さ。
毎瞬、変化の連続です。
その変化の積み重ねが、かけがえない進化の歴史となる。
「また来年」と声をかけ合える幸せを感じる、夏の爽やかな護摩の連続✨
拝観時間を終え、諸堂を閉める折に、ふと空を見上げると、彩雲が✨
それも、1分ほどで消えていく様に、一瞬一瞬、日常でどれほど多くの美しい瞬間を見逃してしまっているか、考えさせられます。
足元を見る必要がある日々も、あります。
でもそれ以上に、上を向いて、堂々と自身の人生を歩む方が、きっと居心地はいいはずー
自然が教えてくれる、人間として大切な多くのことー