今夏のとある日の勤行瞑想の様子✨
気付きのための「きっかけ」を提供するのが、祈りの現場の役割。
人間は「生きていること」が既に苦しみのひとつ、といわれています。
生老病死・四苦八苦、苦しみからは逃れられないのが、私たち人間。
スマホやパソコンのように、自分にとって不都合なものや人、嫌な記憶、障害を、クリック一つで消すことはできません。
付き合っていかなくてはいけない、感情や経験、関係の積み重ね。
祈りの現場が目指していることは、魔法使いのように、世の中を変えることでも、人を変えることでも、全ての苦しみをなくすことでもありません。
自分の心の在り方に気づく、視点を少し違う方向から見れるように微調整していく。
何より、苦しみと向き合い解決していく勇気を与え、自分のもつ可能性を信じる、その気持ちを支えるお手伝いがしたい。
道を開き、人生を前へ押し進めていく、私たち人間の果てぬ努力の原動力として、祈りがいつも寄り添ってくれていることを、伝え続けていきたいです✨