今月のイヒカ塾(12/21) 「天狗伝説」をご受講下さった皆さま、ありがとうございました✨
神話や言い伝え・伝説を含め、長い人類の歴史の中で、先人たちが伝えたい様々な教えは、書物・絵・お像などの姿形として作り残すことで、継承されてきました。
同時に、神仏も、人間によって与えられた姿形をもって、常に教えを伝えてくれています。
天狗自身、時代のニーズによって自在に変容しながら、山の神・妖怪や魔物と、存在意義を自由に表現されてきましたが、根本は、人々のより心豊かな人生の実現のため、そのお力を磨く修行者に変わりありません。
「天狗になる」ということわざにもあるように、修行の意味と試練を、誰よりも深く知っている天狗だからこそ、人間として忘れてはいけない戒めを、自らが「高く長い鼻」という、悪い例の滑稽な姿を見せ、見るものに考えさせ、自制させる慈悲を与える。
自らの身を呈して、導いていく。
神仏の姿形に宿る、計り知れない優しさに今一度気づいていく。
私たち人間は、大変弱い生き物です。
だからこそ…導いてくれる存在の偉大さを、噛みしめたいものです。
イヒカ塾では、日常で実践していける学びを、様々な観点から楽しくお伝えしています✨
来年も、皆さまのご受講を心よりお待ち申し上げます。
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3/15(土)・5/17(土)・8/9(土)・10/18(土)・12/20(土)