今週末は、得度受戒会が執り行われていました。
手を伸ばせば届く「尊い教え」は、日常生活から切り離した、もしくは、かけ離れたものではなく、目の前の日常生活・社会生活・人生そのものが全て鏡となります。
「修行」「修行じゃない」ではなく、生き方なんだ、ということに、今一度気づく。
なんらかのゴールに至る手段でもなく、何回やって結果がでる、ものでもなく…「尊い教え」を知識で完結せず、知恵として実現していくための、生き方の糧とする。
この心構えと選択の積み重ねが、日常の尊い「祈り」であり、人への「思いやり」と結ばれていくと信じています。
……
心新たに生まれ変わり、神仏へ、十の約束(十善戒)を守る誓いをたてる、大変重く荘厳な儀式「得度」。
神仏の「道 」と「教え」に出会い、その世界へと「渡り」歩ませて頂く「機会を得る」、そして人の模範となる心構えと言動への心がけを誓うことが「得度」。