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きほんの「き」

きほんの「き」

櫻本坊では「心の教育」部分も重要視しています。

得度式や、各行事 法要神事を通して問われる「心構え」「心の向ける方向」は当然ですが、では、普段の当たり前から擦り込んでいく「想いやり」の心とは-
「当たり前、出来ていますか?」

どの社会でも、最も基本で、最も大切な当たり前、「挨拶」

「挨拶」は禅語で「相手に積極的に歩み寄り(近付き)、相手の心を開き、自分の心を投じ感じて貰う」という意味が含まれます。

かといって、では大きな声で単純に挨拶をすれば良い訳でもなく、状況や環境によっては、声ではなく、アイコンタクトや会釈 笑顔 雰囲気など、相手へ伝えたい自分の想いが形として表れます。

結局はそこに「心」があるかないか。

挨拶一つで、そこに込められる想い一つで、その場にいるお互いの貴重な時間と関係性が、気持ち良くも不愉快にも転じることがある。

ここにも、劇団四季の「慣れ だれ 崩れ」の精神と、その人の「後ろ姿」を見させて頂く機会があります。

同じ「時間」をどう過ごすかは、私たちは皆 選択することができる。

当たり前を、当たり前にする。
基本ができていないと、何をしても結局は伝わらないことが多くある…のを痛感します。

Anju

*実るほど頭を垂れる稲穂かな

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