いま、尽くせる最善を
数多く残る、役行者の御姿-
足元を見ると、下駄と大地が接する面積が、可能な限り小さいこと
ただ単純に山を駈け修行をしていたわけではない。
大地に生きる植物や虫たちのイノチのこと。
人間が自然の中で「生かされている側」であること。
全てのイノチの重みは等しく同じであるということ。
そこまで想うことができて、そこまで考えることができての、修行
この1年、多くの方が向ける祈りが、「自分さえ良ければいい」願
なんのために祈り、誰のための祈りなのか。
…すべては、原点に帰するための道のり-
Anju