全てにその人の心が映し出される
写経写仏は、15〜20分、墨をする段階から既に始まっています
その人の心構えは、墨を見れば、一目瞭然。気が散漫、嫌々してる、力任せ、形だけ、心がこもってない。
する
墨と硯に心をこめ「する」ことは、それもメディテーションであり
墨は、真っ直ぐとすられていく。
そして、自身で真心をこめた墨は、筆という祈りを運ぶ舟によって
全てに、その人の心が映し出される。
「これでいっか」
そんな何気ない日常の、怠慢と傲慢さを取り除いていく。
祈ることは、集中。
日常にこそ、修行があります。
Anju