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アウェイキング

アウェイキング -Awaking sleeping beauty SAKURA-

当山で代々継承されます「天武天皇 夢見の桜」(大海人皇子が夢でご覧になった、壬申の乱の勝利そして天武天皇への即位を予言した枝垂れ桜)も、冬の寒さを凛々しく経て、ゆっくりと目覚め始めました

本日午後より開花が始まり、週末頃には満開を迎えると思われます

毎年思うことなのですが、夢見の桜の目覚めの、控えめでありながらも、地球上の全ての言葉を飲み込んでしまう様な、その内面から湧く堂々たる美しさに、人間としての「生き方」や「引き際」の潔さを教えられます。

真っ暗な寒いトンネルを走っている最中にあったとしても、必ず光は先にある。
気づいていないだけで、実は自身が光そのものの煌めきになっていた(自灯明)ということもあります。

光を信じる強さと、自身しか咲かすことの出来ない心の花、その花を共に愛おしんでくれる人が必ずいる!という揺るぎない希望を、桜の季節は見せてくれます。

また明後日28日から4月4日まで、当山 大講堂にて献茶式、吉野山 大花見・桜中茶会が催されます。
茶道で大切な精神は「清め」である、と先生が仰られ、言葉多くなくとも、姿 行動 所作…そして作法に現れる「愛と真心」を感じます。
神仏が見守る空間で、桜を愛で、お茶に敬意を持ち、繋がる全ての「瞬間」に感謝する8日間
詳細は後日追ってシェア致します

Anju

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