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言霊を巡らせ貫くために -吉野弁財天社祭礼-

言霊を巡らせ貫くために

旧暦の己巳の日である本日 午前7時、吉野弁財天社にて、祭礼を斎行させて頂きました。

祭礼の前後は宿(飛)雨、祭礼の間は涙雨という…白い吐息までも清められるような、弁財天さまらしい粋なお計らい
当山 境内のほぼ中心に、あでやかに鎮まります、吉野弁財天社。
白蛇を従えた 水を司る美しい女神であり、芸能・弁(コミュニケーション・言霊) ・財(経済・商売・人脈・縁結び)の巡りを良きものとし、「宇賀神」とも唱えられます。

言葉には、人間が想像する以上の力がある-
言葉は、人の「心の生死」さえも…左右する力があります。

良い想いを、出来るだけ良い言葉で、発する。

人間として最も基本である、互いに敬意をはらう「挨拶」から始まり、忖度や言い訳なしに「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に正直に言える人間でありたいと日々痛感します。

今一度、自身が発する言葉を見直してみる。
自分たちが生きる日常を、ハッピーにもアンハッピーにも、全ては言葉次第で転換できることを思うと、自ずとやるべきことは見えてくるはず。

それも「できる」「できない」ではなく、「やる」「やらない」かではないでしょうか。

それぞれが真に届けたいと願う想いが、言霊として、四方の国の諸人達に至るまで…心に、届きますように。

その祈りを祝詞にのせ、春の夜明けを迎えるための、最も厳しい冬の寒さの時間を感じながら…
皆様の「発する言霊」が、自らの人生のみならず、他者と社会をより良い方向へと運ぶ美しい「舟」となりますよう、心よりお祈り申し上げます
Anju

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