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めぐみ

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次世代「天武天皇 夢見の桜」に、今年初めて実がつきました
3年前から咲き始めた、当山の縁起でもある「天武天皇 夢見の桜」の次世代ベイビー桜。

歴代の住職、そして携わってきた方々の手によって、夢見の桜の子孫は継がれています。

こうやって実がつくまでの、13年の月日を振り返ると、何事にも時期があり、焦ったり周りと比較しなくとも、地道に努力を積み重ねた結果は、ベストなタイミングに必ず実を結ぶことを実感します。

根っこを深いものにするには、年月が必要です。

これは草抜きの作務をしていると、よく分かります。

大きくて背の高い目立つ植物であっても、根っこが浅く短く、すぐに抜けてしまうものがある。

小さくて目立たない花の中には、根っこが深くて、どんな環境をも味方にし、長い間瑞々しく繁っているものがある。

土の中で蓄えた力は、嘘をつきません。
そして、その根っこの力は、表で目に見える形や大きさだけが全てではないことも、明らかです。

自分はどんな植物のようでありたいか、つまり何を恵みとし、どんな生き方をし、どんな未来と世界を生きていきたいか…自然は常に私たちに問いかけています。

未来への希望を見せてもらえたようで、厳しい試練の中であっても、絶対に光は見出していける…そんな確たる自信を与えられました

Anju

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