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天武天皇御神徳報賽神事 ご案内 〜天武天皇ヒストリー②〜

天武天皇御神徳報賽神事 ご案内
〜天武天皇ヒストリー②

多くの奥深い歴史上の人物が惹きつけられ 身を寄せた吉野山。「野」と名のつく土地は、神仏が降り立つ聖地と言われます。「吉(きち)」の言霊の縁起の良さは言うまでもありません。

吉野駅を降りて右側にある万葉集の歌碑

「よき人の よしとよく見て よしと言ひし 芳野よく見よ よき人よく見」
-昔のよい人が よい所だとよく見て よいと言った。吉野をよく見なさい よい人よ よく見なさい- 天武天皇
(吉野駅にある天武天皇 万葉集の歌碑)

日本最古の歌集に詠まれる 吉野山の重要性…御山自体が御神体であるからこそ、天皇自らも 必要な導きの兆しを得られたのではないでしょうか

天皇への即位を予言する(当時は大海人皇子)、桜の吉兆の夢のご縁で、当山 櫻本坊を建立され勅願寺とされた天武天皇のことを、来月の例祭に向け、シリーズでご紹介させて頂きます
(天武天皇祭のさいに奉納された五節舞)

②五節舞(ごせちのまい)-

天武天皇(当時は大海人皇子)が、吉野山 勝手神社の御神前で琴を奏でたところ、背後の振袖山から天女が舞い降り、5度袖を振り舞い、吉兆を暗示したという故事が、宮中の「五節舞」の起源・発祥といわれます。

五節舞は大嘗祭や新嘗祭の豊明節会のさいに、大歌に合わせ、4~5人の舞姫が舞う、日本の雅楽で唯一女性が演じる舞です。

1350年前の故事が、宮中 そして全国の神社で途切れることなく、今も重要な祭祀として伝わっています。

天武天皇が、現代の日本に繋げて下さった、多くの基盤と「日本の本質」を、1人でも多くの方に知って頂きたいと願っております

③へつづく
Anju


11月10日(日) 13:00
天武天皇御神徳報賽神事 (於 本堂)
*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月9日(土)〜17日(日) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)
*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文・旧国宝)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

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