GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

祈りと医学 -さい帯血バンク講演-

『祈りと医学』〜人間を救うのは、人間だ。〜

12月1日、大阪府赤十字血液センターで、日本赤十字社 近畿さい帯血バンク 臍帯血採取施設 教育訓練の1部講演を、担当させて頂きました。

6年前より、さい帯血バンク様とご縁を頂いてから、近畿・中部さい帯血採取 全施設にて、産婦人科 小児科の医療従事者や妊婦さんに向けて、講演をさせて頂いております。

「祈りと医学」「祈りと命」「生きること」「死ぬこと」「想い」「愛」「信じること」「夢」「未来」「希望」

医療の現場から「祈り」が除かれれば、それは医療の限界を意味すると言っても過言ではありません。

体の治療だけでなく、心のケアを両立できてこその「CAREとCURE」。
目に見えない「想い」が大きな治癒力になるのは確かである、ということをお伝えさせて頂いております。

生きることは怖くない。
未来は空っぽじゃない。

祈りや想いは
いつも側で寄り添ってくれています。

「人を救うのは、神や仏でもあるけれど、でも誰よりも人を救うのは、それもまた人なんだ、そう思います。(2012年:ブログ一節抜粋)」

Anju

その日の愛する一瞬を

月例「お護摩の日」「書禅会」
今月は24(土)です。 *下記参照

晴れの日だけが良い日とは限らない。
雨の日 曇りの日 風の日 雪の日 霧の日。
全ての日に、その日にしか出会えない風景があって、場所があり、人がいる。

人生に、晴れの日以外があってもいいじゃないか。それが人を強くし、祈りに想いが注がれ、心と道をクリアーにしてくれるんだから。

Anju

日程: 11月24日(土)
場所: 櫻本坊
時間: 10:00〜 受付 (お護摩の日参加者)
11:00〜 ご祈祷護摩法要
13:00〜受付(書禅会参加者)
14:00〜16:00頃 書禅会

書禅参加費: お1人 2,500円
お子様も大歓迎です!

*同日11:00〜のお護摩に参加され、引き続き午後の書禅会へご参加ご希望の方は、昼食はご自身でご準備下さい。
*書道具はこちらでご用意しておりますが、お道具をお持ちの方はご持参ください。

「1」の位置

不易流行の心で

本日、天武天皇ご神像ご開扉を終え、結願の祭礼をさせて頂きました。

先日 11月11日 1時から執り行われた、天武天皇祭。「1」の並ぶゾロ目の偶然と必然の、まさに原点の日に、多くの方と共に、天武天皇にお心を向けれましたこと、感謝申し上げます。

櫻本坊は、器はお寺でありますが、修験道 仏教 密教 陰陽道 そして神道…を含む1つの宗教 宗派にとらわれない縛られない、神仏習合の祈りが満ちている場所です。

祈り方 祀り方 作法 形 装束 唱える言霊は違っていても、心を向ける方向と、祈る心構えは同じ。

天武天皇が当山を建立された日から、1350年もの時の中で、守り継がれてきた祈りと想い。

絶えることなく今に繋がるこの道を、未来に繋げるため、守るために、今携わらせて頂いている私たちに何が出来るのか。

今の自分達の、今できる精一杯の「100%」でご奉仕させて頂く。

不易流行の精神で、時代の在り方に合わせながら、修正 改善しながら、変わらぬ本質を継承していく。
これからも絶えることなく「祀り」「祭り」を続けていく。

いつでも、その時の「100%」で生きていく

とこしなえに繋がる道を、それぞれの人生に託された命と使命を忘れず、前進あるのみ!と教えられた、今年の10日間のご開扉でした

Anju

清らかな雨と 事吉き兆なる雲と -天武天皇例祭ご案内-

<<天武天皇御神徳報賽神事 ご案内>>

羽衣雲の美しい秋の空の下で
昨日の清らかな雨が、本日からのご開帳のための浄化だったよう…
櫻本坊では、お祭りの前後の日々には、浄化の雨が降り、そして見上げると必ず、吉兆の羽の雲が見守ってくれています

11月11日(日) 13:00
天武天皇御神徳報賽神事 (於 本堂)

*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月10日(土)〜19日(月) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)

*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

尚、11/3〜25まで 土日祝に限り、近鉄吉野駅から中千本公園(櫻本坊駐車場 真横のバス停)間、奈良交通のバスが運行しております。バス降車後、朱色の門 階段を上られると境内に入って頂けます。

永遠を伝える -天武天皇例祭ご案内-

<<天武天皇御神徳報賽神事 ご案内>>

“特別な事をするために特別な事をするのではない。特別な事をするために普通通りの当たり前の事をする” by イチロー選手

当山において、最も重要な祭の1つである天武天皇例祭、そして天武天皇御神像ご開帳が近づいてまいりました。

お祭りは「たてまつる」ことであり、神仏のためにさせて頂く、感謝で始まり感謝で終わる儀式です。

お祭りが執り行われるのは「その日 1日」ですが、その日だけが特別で全てではありません。

日々の祈りの積み重ね、日々の実践の繰り返し。
神仏と深める信頼関係。
実践が信念となり信仰へと繋がります。

天武天皇が定められた「遷宮」制度。

「20年に1度」ではなく「20年かけて」行う壮大で厳かなお祭りには、天皇 神職をはじめ、想像を超える大勢の方達 職人の方達…日本全体が関わっています。
毎日の、人々の祈りと想い、そしてご奉仕の積み重ねがあるからこその「祭」。

1300年前から変わらない、そしてこれからも永遠に変わることのない「祭」。

祈り 心構え 祭式 作法 伝統 神話 日本人の心…変わらない本質と本筋を正しく継いでいき、途絶えさせないために「同じことを繰り返す意味」「更新の文化」を天武天皇は未来(現在)に繋げられました。

その天武天皇の祈りと想い、そして「夢」は、天武天皇によって建立された櫻本坊にも静かに、そして力強く息づいています。

こうして毎年、お祭りの日を迎えれることへの感謝と、これからも永遠に続いていってほしいと願う道を守るために、慎みて怠ることなく、特別でない毎日の「特別な瞬間」の連続を大切にし、祈りを重ねていきたい…!そう願ってなりません

Anju

<<天武天皇御神徳報賽神事>>

11月11日(日) 13:00 於 本堂

*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月10日(土)〜19日(月) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)

*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

尚、11/3〜25まで 土日祝に限り、近鉄吉野駅から中千本公園(櫻本坊駐車場 真横のバス停)間、奈良交通のバスが運行しております。バス降車後、朱色の門 階段を上られると境内に入って頂けます。