GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

再生の響き

昨夜、東京 虎ノ門ヒルズにて「桜とともに生きる-生命と再生の聖地-」のシンポジウム、多くの方にご参加頂き、まことにありがとうございます。
素晴らしく温かい製作チームの皆さんの、1年を通して撮影&取材をして下さったひたむきなお姿と想いに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになり、この感謝の気持ちを表す言葉が見つからず、言葉とは何と不足したツールかと感じています。


シンポジウムは、観光誘致だけが目的ではありません。

1人でも多くの方の心が生きる場所、命が輝く場として、祈りの道が息づく奈良・吉野山が愛と幸せでもっともっと満ちていってほしい。

故郷が変わらずそこにあることの支えと有難さ。
全ての方が持つ全ての故郷という場所が、今を生き、未来へ生きていく強さと力となっていってほしい。

幸せな気持ちが溢れるきっかけを頂けた今回のシンポジウム。この幸せな想いを、1人でも多くの方に伝えていく側になりたいと決意する勇気を頂けました。

全ての人が様々な喜怒哀楽 四苦八苦の経験をします。
その時はどうすることも出来なくて、立ちすくんでしまう時もあるけれど。

全ての経験は、今の自分になるため、今のこの夢を叶えるため、今のこの景色を見るため、今この瞬間を抱きしめるため、そして今側にいる大切な人達と出会うためには、どーしても必要な経験だったんだ、そう思えるようになったこと。

そこには、いつも想いと愛と祈りと希望があるということ。
生命があるということ。
誰かとの繋がりや約束があるということ。

心、があるということ。

何か1つでも、一言、1シーン、一瞬でも、皆さんの心に想いが届きましたように。
自分の生命、そして側でともに生きる愛する人達に、その鼓動を生命を祈りを愛を、ありがとう、と伝えて下さい^^
全ての人が全ての故郷を愛し続けてほしい。

昨夜来て下さった大切な方々、幸せな時間をありがとうございました

And special special thank you to all creative crews who took parts of this awesome symposium:D

Anju

*写真は1部お借りしました

幸せはいつも側に

お稲荷さんの側にあるツツジを見ていたら、手にとまってくれたテントウ虫🐞
今日も境内は幸せいっぱい
世界平和のために、1人1人がまず毎日を身近な幸せで満たしていこう

Anju

 

1つの愛の形

今月17日のシンポジウムについて、今日の夕刊(毎日新聞)、そしてYahoo!ニュースにも掲載されました。

製作スタッフの皆さんの想い、吉野で息づく静かな愛と祈り…

奇跡の塊の中で繋がる愛の形が、そこにはあります。

その人其々に「今」必要な気付きがあるシンポジウムとなりますように。

NAUSHIKA

本日は、当山オリジナルのお守りについてご紹介したいと思います!

当山の本堂の一番左には、パッと見は怖くて、でも近づくと親近感を覚える、そんな不思議な存在感を放つ、秋葉大権現さんがいらっしゃいます。

「天狗経」に説かれる日本48天狗のお一人で、八手の団扇を持たれています。
天狗さん実はこの天狗さん、影ながら、ファンの方が多く、多くの方に参拝して頂いています。

以前「新TV見仏記」という番組の撮影で、”みうら じゅん”さんと、”いとう せいこう”さんが来られ、その際も、こちらの天狗さんについて様々なトークを展開されていました。

もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが…秋葉大権現&日本48天狗、ということで、お2人は「AKB48だ!」と言われていたことが、なぜか一番印象に残っています…

さて、本題に入る前に、一点だけお伝えしたいことがあります。

以前参拝に来られた方で
「ネットで見たんですけど、誰でも天狗さんの鼻を触って良いって本当ですか?
多くの人に触られてるから、鼻だけツルツルしてる、って書いてあったんですけど」
と、質問を受けた事があったのですが、どのお姿に関しましても、直接触れて頂く事は基本ご遠慮頂いております。

お堂の中は聖域です。

しかし、悲しいことに、近年は、結界を超えて奥の奥まで入られたり、秘仏ご開帳法要の時に写真を撮ろうとされたり、お姿や仏具に触れたり(音を鳴らしたり)動かしたりする事態がまれにおこります。

こちらのブログからも、今後こういった事がないよう、ご理解頂けまよう、また我々も充分気をつけてまいりますので、ご協力お願い致します。

では!
本日はまず、今年4月に新しく出来ました、天狗さんの「除難招福」の祈願がこめられた羽(は)うちわ、の紹介から始めたいと思います!
羽うちわこちらは、お札として、玄関やお部屋の壁に貼って(または吊るす)頂いたり、手に持てるサイズですので、場の浄化や自分の周りの浄化のため実際に扇いで頂いたり、例えば入院中の方の枕元に置いて頂いたり…魔や闇を払い、良い風が吹きますよう想いをこめて、作らせて頂きました。(悪霊退散・当病平癒・身代り護り)
除難招福
当山の書禅家である伯舟が、書そして篆刻を担当し、天狗さんの前で祈願し、その朱の印が羽うちわに押されています。

天狗さんが実際に持たれている持物と同じ団扇を、お札として持って頂けます。
この団扇で、悪縁や因縁を吹き飛ばし、良縁そして幸せを招いて下さるよう、ご祈願の護摩を焚きました。

お札やお守りは、本当に守ってくれているのかな?
と疑問に思うこともあるかもしれませんが、絵馬や護摩木も含め、それも神仏とのご縁であり繋がることであり、神仏のお力をおかりして、祈りや想いを繋げて頂いてると思います。

護摩も、炎というのは神仏の力となり、(お線香も同じだと思います)天まで舞い上がる煙は、確実に届いていて、またその煙は隅々にまで満ち、心身・場の浄化をしてくれている。
そうイメージしながら、静かに手を合わせていると、不思議と心が清らかに安らかになってくる感じを受けます。
護摩が終わると、身体が軽くなった気がして、迷ったり悩んでいた事の答えが出たように感じるのは、きっと神仏と繋がることができたからかな〜と嬉しくなります。

神仏の声は聞こえるものではないし、お姿は目に見えるものではないけれど、案外、心の中でふと湧いてきた言葉や、誰かが言った言葉、思いがけず口から出た言葉、たまたま開いた本の中の目の前に現れた言葉なんかが、天からのメッセージであるのかもしれませんし、実際こういった経験をされている方は多いのではないでしょうか。

そして、ああなんて美しいんだろう、と心を動かされる感動の風景や、身を震わされる天災の風景、自然界の中のいかなる姿こそが、神仏の姿そのものなのかもしれません。
虫や植物の姿をされていて、影ながら見守ってくれていて、何か伝えに来てくれてるのかもしれませんね。まさに虫の知らせ。

キリスト教の教えの中に「足跡」という、個人的に思い入れのある詩があるのですが、それも、神様は目に見えないけれど、いつもすぐ側で支えて下さっているんだよ、と教えてくれています。

天狗さんの、その力強く迫力のある存在を感じて頂き、除難招福の羽うちわの力で、こちらのお札を持たれる方に、びゅんびゅんっと!良い風が吹きますよう、お祈り致します。

そして、力強さだけでなく、その羽うちわの風は、ふわっと降り立つべき場所に降ろしてくれる…そのような優しさも感じます。

風の吹く方向を信じて、身を任せて進んでいけるよう、時に力強く時に優しく、その団扇の力加減でサポートをして下さるのが、天狗さんの導きの一つかもしれません^^

なお、天狗さんのお守りは他にも2種類ございますので、当山にご参拝の際に、ぜひお手にとって頂き、天狗さんと繋がって下さいませ^^

6月も、沢山の幸せが満ちる月でありますように!
良い風を吹かせていきましょう!

今回は天狗さん編でした。
次回へつづく…!

Anju

 

シンポジウムお知らせ

東京にて開催の「桜とともに生きる」シンポジウムの参加お申し込み〆切は、明後日3日となっております
既に定員に達しているという嬉しいお知らせがありましたが、3日まで受付しております

今日から6月🌿
今月も、皆さんにとっても、沢山の幸せを感じれる日々となりますように🍀🐞🦄😆😁👍