GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

自分の言葉と意志が、現実を動かすー

自分の言葉と意志が、現実を動かすー
運転のさい、どっちの方向に進みたいか、譲り合いや危険回避をどう伝えたいのか、私たちはウィンカーやパッシングで合図を出して、周りに意思表示をします。

どんなに頭の中で考えていても、その合図を明確に出さないかぎり、相手が何を望んでいるかも、自分がどうしたいのかも、伝えることはできません。

スターバックスに行って、「コーヒーください」だけでは、自分が求める味とサイズのコーヒーは出てこないのと同じです。

祈りも、同じことのように思います。
言葉には、想いがこめられ、言霊となり、それが実現へと進む合図となる。
そして、どれだけ早く車を飛ばしても、前の道の信号で止まったり、結局は追い越した車に抜かれたり。

最終目的地を設定しても、途中で寄り道したり、渋滞に合ったり、道を間違ったり、やっぱり行き先を変えたり。
いろんな道があって、いろんな天気の日があって当然。

肉体は、魂の乗り物ー
車も、運転手の人柄や生き方が明るみにでる。
顔つきや人相となって、車も生きています。

クラクション・衝突・煽る傲慢な人生と…
目を合わせてお礼を言い合える、思いやり譲り合える…ありがとう、と心が優しくなれる人生…どちらがいいですか?

………………………..
花を咲かせるためのエネルギーは、1日2日で貯めれるものではありません。
私たち人間にも言えることではないでしょうか。

長い間、大切に大切に温め、時に厳しい環境下を乗り越えてきた想い。

その想いを力にするために必要なのは、潔い行動力と、信じきる「自信」。

咲くときは、咲くー

自然が教えてくれる、人間として大切なこと

上にあるもの

“Never lose your own sunshine in your heart. Hope, positive thinking and smile!”

「考える」ことの側面に、下へ下へ「深掘り」してしまう事があります。

まるでモグラのように、考えれば考えるほど、自分で自分の掘る穴が深くなっていく。

そこでどういった現象が起こるか。

モグラは地中を掘り進める中で、目が退化しました。つまり、見える世界は、闇。

良い考えや対策案・アイディアは、下ではなく、上にあるはず。暗闇ではなく、ぱっと閃く「光」にあるはず。

ふと気づいたら、自身を包む世界が地中の闇になっていた…!なんてことがないように、考え方の癖付けを意識してみる。
古来より、世界中で宗派関係なく「太陽」は神聖な対象です。日本を象徴する尊い女神も、太陽神。

上を見上げれば必ず在る太陽は、私たちの心の中にもあります。鏡が祀られているのも、自らの心を映し、また光を反射させ周りをも輝かせるため。
心の中に在る、尊い太陽を失わないためにー
まずは自分という世界と、自分を取り巻く世界から、光を伝染していけますようにー

争いや憎しみよりも大切なこと


先日6月9日に厳修されました、和歌山県 丹生都比売神社と吉野大峯修験による『世界平和・疫病鎮静・祈願 紀伊山地三霊場会議 大護摩供』の様子が、NHKニュースにて放映されました。

祈りの多様性を知る。
それは、私たち日本人の精神性の真髄を知ること。

争いや憎しみよりも、もっともっと大切なことがある。
そんな想いが込められた日
NHKオンライン記事(動画あり)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20220609/2040011655.html

やれない、ことはない

できる できない、ではなく、やるか やらないか。
できないことの多さを痛感すると同時に、やれることの多さを実感する場面は、人生で沢山訪れます。
目の前の現実から目を逸らさず、実現したい未来に向けて「今やれること」「今できること」を選択していく。
できない、と諦めても、やれない、ことはない。
すべて、自分の心の在り方・物事の捉え方次第。
早朝の大峯山
金曜日は、大峯山上参籠所に荷物を上げる日ー
まだ少し肌寒い空気と霧が、心地よい6月ー

大峯山登山口へ向かう早朝の木漏れ日ー