GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

常に進化するもの

吉野の奥宮ー
ある一定の距離があるのが、聖地。
吉兆ー
『天武天皇 夢見の桜』現在5分咲きとなっております。
木1本だけを見ていると、小さな変化しか感じられませんが、視野を広げて森全体を見ると、風景は1年前と随分と違うものだった、と気づく。

もしくは、木と森、その逆もあるのかもしれない。

変わらないもの、変わっていくもの、変えていくもの、変えてはいけないもの。

どれもが、結局が、常に進化するものー

4月の行事予定ご案内

4月の行事予定ご案内

当寺院由緒の「天武天皇 夢見の桜」開花
開花して1週間が見頃です
*4月は、観桜期・寺宝特別ご開帳中のため、寺務所・授与所が混み合い、お電話を取れない時間帯もございます。少し時間をあけてから、再度お問合せ頂きますよう、ご協力お願い致します。

→1日(金)〜30日(土)
宝聚堂(寺宝堂)特別ご開帳

「地蔵菩薩(平安時代・重文 旧国宝)」をはじめ、廃仏毀釈を逃れた貴重な寺宝を拝観して頂けます。

→2日(土)〜10日(日) 8:30〜16:30
天武天皇ご念持佛「秘仏 釈迦如来坐像(飛鳥白鳳時代・重文)」特別ご開帳

初代本尊、1350年前 天武天皇が櫻本坊を建立ご開創に際し、ご念持佛としてお祀りになりました。大峯山系全体を通じて、役行者と同時代に当たる現存最古の仏さまです。年に1度この時期のみのご開帳です。
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/20220402-10.html

→8日(金)
13時  釈尊降誕会『花まつり』法要 @本堂
14時  大護摩供法要 @境内護摩道場
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/20220408.html

→4月『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/healing-in-temple2022-01-02.html

*観桜期・寺宝特別ご開帳中のため、写経写仏は受付できない日があります。事前にお問い合わせください

→4月の『月次祭 お護摩の日〜イヒカの火〜』『書禅会』はお休み
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/2022ogomanohi.html
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/2022shozene.html

……
護摩法要・各種祈祷供養法要は、通常通り受付しております(完全予約制・完全個別制)

お問い合わせください

また遠隔での、護摩法要・各種祈祷供養法要も受付しておりますので、ご相談ください(完全予約制・完全個別制)
https://sakuramotobou.or.jp/about/prayer.html

各作法伝授に関しましても、お問い合わせください。

結縁円満

静けさの中にある、静かな光の筋ー

かすかな光も、消えてしまえば暗闇になる。どんな光り方であっても、根源に必ずある火の種を、見れるように。

産まれながらの悪人はいない。
人の良いところを、見れるように。
本日26日(土)より、特別朱印・春季限定朱印の頒布が始まりました

○天武・持統天皇『福徳円満』(福徳・結縁・夫婦円満祈願)

○釈迦如来『花まつり』(道開き祈願)

*書き置きでのお渡しです
*初穂料: 800円
*『花まつり』朱印は、3/26〜4/30 期間限定です

季節はめぐる

季節はめぐるー
枯れ行く過程にこそ、そのものの本質と美しさが現れるー
当寺院由緒の天武天皇「夢見の桜」、今年も目覚め始めました。
すべての物事が、必ず毎年順調に訪れるとは限らないなかで、今年も春を迎えられる尊さ。
マゼンダピンクの、はちきれんばかりに膨らむつぼみ、触れたら折れてしまう繊細な枝垂れ枝の端まで…命は巡る…

吉野山 桜の開花状況案内のリクエストをたくさん頂いております。
随時更新してまいります。
吉野山の奥千本ー

吉野山 奥千本の再生に「献木の桜」を

吉野山 奥千本の再生に「献木の桜」を

櫻本坊も協力させて頂いております、一般財団法人 22世紀吉野桜を愛でる会様が、令和の献木募集をされています。

“今から1300年前、聖武天皇が都を現在の奈良の地に遷都された時を前後して、役の行者が吉野山から大峰山に至る修行道の霊場を拓きました。

吉野山はその入口にあたり、吉野山の桜は行者が桜木に蔵王権現を掘り込んだ事から御神木とされ、1300年以上にわたり人々が苗木、若木を持ち寄って植えたことから現代に伝わります。

しかし、「奥千本」の地域はスギ・ヒノキへの配置植林に加え、たび重なる自然災害も相まって、桜木が甚だしく減少してしまいました。

奥千本の桜を再生させるために、「22世紀吉野桜を愛でる会」は、名山「吉野山」に、みなさまから献木桜を募り植樹する活動を通じて、世界に誇る文化遺産を生きた姿で22世紀に引き継ぐことに寄与したいと願っております。”  (HPより抜粋)

桜の献木に関する詳細はこちら
http://yoshinozakura.com/

*本日3月19日(土) 讀賣新聞掲載