GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

暗闇は悪ではない

夜間拝観の時間帯、聖天堂前の縁側から、万燈と夢見の桜越しに上千本(桜展示園:大塔宮・火の見櫓周辺)ライトアップ中の桜景色も綺麗に見えます✨

普段、日中のご参拝に何度も足を運んで下さっている皆様からも、夜間だからこそ、見える仏様の表情がある、ご本尊様の筋肉隆々なお姿にあらためて気付いた、桜の時期にゆっくり拝観できて嬉しかった…など、ご縁が深まる時間をご一緒できますこと、本当に幸せに思います。

暗いから見えない、と思いがちなことも、暗闇だからこそ浮かび上がるものがある。普段気づきにくい「明かり」を再発見できる。

初めての試みである夜間拝観実施ですが、ポジティブなお言葉のシャワーの数々に、沢山の学びと気づき、何より癒しを頂いております✨

来週末 11日(金)・12日(土)が、今春最後の夜間拝観です✨🌸

さまざまな光とともに

いろんな表情を見せてくれる、春。
朝日・昼間・曇り・晴れ・雨・夕暮れ・夜・月あかり・星の輝きと共に。

笑顔が増す春

大講堂からの桜景色も、徐々に染まって参りました🌸

8日 花まつりの法要が、とても楽しみです✨
白象さんも、例年よりもニコニコと笑顔が増しているように見えます✨

境内 護摩道場の桜も開花🌸

夢見の夜桜

気温が低い日が続いており、枝垂れ桜も、長く満開状態が続いています。
明日・明後日の夜間拝観では、万燈の明かりに照らされる、今春最後の満開の”夢見の夜桜”を愛でて頂けます。

白い象さん

4月8日 花まつり大祭へ向けて、お釈迦さまをのせる白象を、今朝大講堂に出しました✨

櫻本坊 第65世(2世代前)の弟子 若い僧侶達が、一から手作りされた、4月8日 花まつり大祭用の白象。

既製品と違い、とてもデリケートで重くて、毎年運ぶのは一苦労ですが、大事に大事にしている、愛おしい象さんです🐘

お寺に伝わっている、当たり前のように、目の前に継承されてきた法具たち。

その一つ一つに、携わってこられた一人一人の想い・祈り、そして人生のストーリーが込められています。

その祈りを、未来へ継承していく責任は、この白象のように重く、繊細さも必要となってきますが、同時に、爽やかにステップを踏みながら、一歩一歩歩んでいく楽しさという醍醐味もあります✨

今年も、その背中にお釈迦さまを乗せて、力強く 優しく「生命」を語りかけてくれています✨

8日 大祭の日は、お釈迦さまへ捧げられる、大講堂の桜景色も、もっとピンク色に染まっているのでしょうか🌸