GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

プリンストン大学からのご報告

<<プリンストン大学からのご報告>>

去年の11月末に、アメリカ プリンストン大学の公式ウェブサイトより、世界へ公開&発信されました、櫻本坊に関する文書についての記事がございます。(現在 英語版のみ↓)

https://www.princeton.edu/…/east-asian-studies-professor-an…

<現時点でのご報告: 抜粋↓>

プリンストン大学の図書館が、襖に入っていた保存状態があまりよくない文書を購入しました。そこで去年の夏、東京大学の教授を筆頭に他の学者を集められ、詳しく調査した結果、櫻本坊関係の文章であることが判明しました。その中に、修験道や社会の仕組みを明らかにする文書があり、一部の中世文書の活字が、今年、東京大学史料編纂所の報告書に掲載される予定です。

昨年夏、来日中の研究者と、京都大学の教授の方達が共に、古文書のリサーチ目的で当山を訪問されました。その時は、詳細は知らされませんでしたが、後にあの時の方がプリンストン大学 日本史の教授(研究代表者)であったと知り、私たちも大変驚いております。そして、素晴らしいご縁に喜びを噛み締めております。

直接ご連絡を取らせて頂きながら、今後の展開を期待するとともに、今後、櫻本坊と修験道のみならず、こちらの文書を通して、様々な研究が活発になることを願ってやみません。

Anju

しめい -節分-

「しめい (使命・氏名)」

今日は節分 (追難式 ついなしき)
明日は二十四節気における一年の始まりであり、立春大吉

本日は本堂にて、節分祭の護摩が焚かれます。

櫻本坊のご本尊 役行者は、19歳のチカラ強いハツラツとした青年のお姿をされています。

同じく本堂 右手に鎮座される老相の役行者は、60代のお姿で、修行を積み重ねられた人生の後半だからこそ灯る、温かい眼差しを向けて下さっています。

そして宝聚堂に安置される役行者は42歳、修行・経験の積み重ねを社会奉仕への活力に満ちたお姿をされています。

年齢でお気づきの方も既にいらっしゃるかと思います

こちら櫻本坊に鎮座されます役行者はみな、厄除け つまり「祓う」お力が大変強い御霊であられます。

それぞれの神仏には、それぞれに名前ががあり、私たち人間と同じで「使命」「役割」があります。

イザナギとイザナミも、高天原から地上に降りて来られるさい、「伊邪那岐神・伊邪那美神」から「伊邪那岐命・伊邪那美命」へと名前が変わりました。
これは日本という国を産むという「使命」を与えられたからです。氏名には「命」が入りました。

節分のお札に、祈祷申込者の皆様のお名前を書かせて頂く時、それぞれのお名前に込められた意味と、それぞれの命の重みが感じられます。

自分の「氏名」に込められた意味。
そして与えられた「使命」を大切に…

まさに節目である今日、災難 厄を祓い、明日という始まりの日を気持ちよく迎えれる準備を致しましょう

Anju

あなたは美しい -雛祭り-

雛祭り
Who run the world? -Girls! (Beyonce)

It’s Girls’ Day -Hinamatsuri- today: wishing all the girls and ladies out there countless joys and happiness! Keep your chin up, you are beautiful as you are:)

輝き続ける全ての女性へ
いつまでも健やかで凛々しく、美しく和やかに、強く優しくあり続けますように

どんな闘いを挑まれ、どのような闘いの渦中であっても、生き様を貫く潔さと勇気、そして誇りを。
自らの正義のために戦うあなたの心は、美しいから。

Anju

なら観音華絵巻 ご朱印めぐり「巡礼絵巻」ご案内

読売新聞 掲載!
なら観音華絵巻 ご朱印めぐり「巡礼絵巻」ご案内−

櫻本坊も入らせて頂いております「なら観音華絵巻」霊場会から、今月18日より専用ご朱印台紙が完成致しました
専用台紙に、それぞれの心願を書き、願いを込めて、各社寺(6箇所)を巡拝して頂き、観音様のお姿のご朱印を頂きます。
満願されましたら、散華が授与されます。

*専用台紙は各社寺で購入可能(1部 ¥300)
*各社寺の観音様のご朱印 (¥100)
*散華のデザインは毎年変わります。今年は櫻本坊 聖観音様のデザインとなっております
*本年度の法要は、9月28日(土) 銀木犀開花見頃に合わせ、櫻本坊 聖観音様の御宝前(大講堂)で斎行予定です

観音様とご縁を結び、皆様の想いが届きますよう「なら観音華絵巻」社寺一同、心よりお祈り致します

Anju

今が一番幸せといえる毎日を

差し昇る初日の光と共に

今年の新年も清々しい気持ちで、修正会 新春護摩供、そして歳旦祭を斎行させて頂きました。

皆さま それぞれの決意や覚悟を 抱き誓われていることかと思います。

私たち櫻本坊が、常に心に置いている、変わらぬ抱負「他者満足」。
決して自分を犠牲にして他者に尽くす、という意味ではありません。

自分を含む、社会全体が幸せになる形でなくては、他者満足とは言えません。
1人1人が、自身が、笑顔で満たされていないと、人を幸せにはできません。

この「他者満足」をイメージして頂きやすいように、こういった例でいつもお伝えさせて頂くのですが…

誰もが、温泉入ったら、気持ちいいな〜と感じます。
ズバリ、自身が源泉掛け流し温泉になって下さい。
源泉は、常にあたたかで豊かなお湯で溢れています。
自身の心地良さはもちろん、周りにいる人達も、その温泉に 癒しや勇気をもらい笑顔になります。

自分を満たして幸せにしていく。
その幸せが、他者を 地域を 社会を幸せにしていく力となります。
1人1人の命があってこそ、全ては曼荼羅の如く調和が保たれる。

「今が一番幸せ」と、毎日言えるような生き方 捉え方を見出し実践していける日々となりますよう お祈りいたします

Anju