GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

星の王子さま達とサクラ達

We had French cosmetic company and film making crews with us on 8th April for the project of Sakura.
Spending such precious time with them for the project remind us of this beautiful said from Le Petit Prince;

“On ne voit bien qu’avec le cœur. L’essentiel est invisible pour les yeux.”

SAKURA is all about the beauty of LIFE, we shall appreciate them with eyes and more with heart:D

昨日4月8日、花まつりを無事執り行なうことができ、多くの縁の下の力持ちの皆様のご協力と、ご参拝ご参列下さった皆様に感謝申し上げます

また、この特別な日に、フランスから撮影クルーを迎え、”SAKURA”がテーマのプロジェクトに関われたこと
“SAKURA”の持つ浄化力や、「命」「人生」「祈り」をシンボルとする観点から見る”SAKURA”

人生は息をのむほど美しい
そして短くもある

だからこそ一瞬一瞬が宝物で
きちんと向き合うことで命は生きる

今日して明日変わることはなく、日々生き想いを重ねることで、気付いたら「ここに繋がってたんだな」と思う日がある

“SAKURA”も365日中の360日は準備期間で、咲くために育む命の時間も美しく、蕾・桜花爛漫・そしてヒラリと散っていく姿に人は人生を重ねます

目で愛でる”SAKURA”以上の、心で感じる”SAKURA”を伝えてくれる吉野山の桜が、世界中の人の想いと繋がっていくきっかけとなれば幸いです

吉野山の桜守さん達の協力もあり、植樹と取材も叶いました

皆さんのご協力に感謝致します

Anju

サークル オブ ライフ -意識が繋がるその先に-

One single cherry tree which cannot miss when it comes to know the origin of Sakuramotobou.
The direct translation in English of this signatured Sakura is called “dreaming cherry tree of Emperor Tenmu”.

Sakura is a symbol of “life”, the “life passing by”, we look up and find ourselves in falling petals; we are all flower buds, we all bloom no matter what comes in our season of lifetime:)



天武天皇が夢で見た1本の桜から、全てが始まった当山。
その桜は、飛鳥時代より、歴代住職または携わる人々の手により、命を繋ぎ、今に継承されています。

樹齢80年の現「夢見の桜」が、今年もその命をほころび始めました。

去年、現「夢見の桜」の親である老木は、その隣ですくすく育つ孫桜の成長を見届けるように、その命を譲り、枯れ枝を分け、幕をおろしました。

見事なまでのCircle of lifeを見せられ、桜と共に歩み繋げらてきた当山の歴史を強く感じるのが、春という季節です。
桜・植物は、自然に咲き、茂り、種子をつけ、季節を循環していますが、当然の営みであるようで、そこに人の想いがないと意識を向けないと、枯れてしまうものでもあると私は強く思います。

陰陽師の安倍晴明の庭にも、数多くの植物(花の精)があり、全てに晴明の意識が働いていたと云います。

夢見の桜も、長い長い歴史の中で、人々の想いと意識が途絶えることなく働いてきた、祈りの木。
色んな出来事を共に乗り越え見守り続けてくれている桜。どんな事があっても、春になれば必ず咲いて人生を魅せてくれる姿。

桜へ向ける想いがあるように、人に、自然に、そして神仏へ向ける心がある。

本日4月7日〜17日まで、当山の宝聚堂にて、天武天皇ご念持仏 釈迦如来坐像(飛鳥白鳳時代・重文)が特別ご開帳されます。

天武天皇が見つけられた桜、そして釈迦如来に祈られた想い。
その想いは、きっと今を生きる私たちと同じように、彼の人生の軸となった、光へと繋がるのではないでしょうか

Anju

この命を生きる -花まつり-

“every single person as well as every single life is precious and has to be respected”

Upcoming 8th April -Buddha’s bday- is the “reminder” day where we all take some moments to face our life, and our beloved ones’ life, celebrating and appreciating each person’s life.

Everyday is somebody’s birthday:D

http://sakuramotobou.or.jp/event/2017/20170408.html

4月8日は、お釈迦様の誕生日をお祝いする-花まつり-と同時に、私たち1人1人の命を祝福する日です。

「天上天下唯我独尊」

全ての命がかけがえなくて、全ての人の人生が尊い。
この命を命がけで生きてきた 生きている 生きていくことの愛おしさを再確認する。

毎日が、誰かの誕生日で、毎日が、誰かの命日でもあります。
誰かにとって何でもない日が、違う誰かにとって特別だったりする。

何でもない毎日全てが、命の日。
不思議の国のアリスの中でも、何でもない日を祝う歌がありますね^^

今日も明日も全ての日々が命を祝福する日。
全ての人が歩いた足跡に、それぞれ時期は違えど、必ず優しい花が咲き、きっと誰かの命の道標となっていく。

だから「見てくれてる?今日も生きてるよ。まだまだこれから!」って、お釈迦様が天と大地を指差すように、私たちも空を見上げ、大地を踏みしめ、そう呟く。

8日、自分の命と、共に生きる愛する人の命へ意識を向け、命を考え、生きることの誓いを新たにたてる日にしてみては如何でしょうか。

Anju

4月8日 13:00 花まつり
ご参拝の方に甘茶が振る舞われます
謹んでご案内申し上げます

「わたしならTRIP」さんにて、吉野山のモデルウォーキングコースに当山を紹介して頂きました。
この春、ぜひ参考にお越し下さい

http://nara.jr-central.co.jp/watashinara/article/0005/

リーフレットリニューアル

Our original leaflet handing to pilgrims is updated. “Origin” has to be respected and appreciated in order to realise the ground we stand at.

4月より、ご参拝の方にお渡しするリーフレットがリニューアル致しました。

ご参拝される皆さま方が、自分の優しさと強さに気づいて頂き、もっと身近に神仏のあたたかさを感じて頂きたい、「真心」と「光」が満ちる空間を一緒に築いていきたい。そのような、我々の想いや願いを込めました。

こちらのリーフレットを作成するにあたり、櫻本坊という存在を、客観的に見る機会と、私たちの意識というものも育てられたように感じます。

デザイナー・安達えみさんは、そういった私たちの想いを理解して下さり、素敵にまとめて下さいました。
ありがとうございます

Anju

なら六観音 華絵巻

We now officially became one of the pilgrimage sites related to Kannon -the goddess of mercy- in Nara.



3月18日「なら六観音 華絵巻〜飛鳥・吉野・多武峰〜」開闢法要が、談山神社にて執り行われました。
6つの社寺が集まり新たに、観音霊場会を始めさせて頂き、各社寺でこれから毎年法要が執り行われていきます。

都会の喧騒を離れ、観音さまにお参りして、癒しの奈良を感じていただきたい、という想いから誕生したこちらの霊場会。

当山の大講堂には、聖観音さまがいらっしゃいます。こちらの観音さまは、人の集う所を好まれ、衆生の魂を尊び、より近くで寄り添って下さると伝わります。その伝承から、大講堂にお祀りさせて頂いております。

「なら六観音 華絵巻〜飛鳥・吉野・多武峰〜」の繋がりが、多くの方の願いが成就する道となりますように。

*また、こちらのチラシを各社寺の拝観受付でご提示いただくと、オリジナルポストカードがプレゼントされます。

ぜひお参り下さいませ

Anju