GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

全てにその人の心が映し出される

Praying is “concentration”, meditation is “concentration”, training is “concentration”; everything reflects our “concentrativeness”.
Every action is our mirrors..

例えば、写経写仏は、15〜20分、墨をする段階から既に始まっています。
その人の心構えは、墨を見れば、一目瞭然。

気が散漫、嫌々してる、力任せ、形だけ、心がこもってない。すると、墨も、曲がっていたり、グチャッと変形したり。

墨と硯に心をこめ「する」ことは、それもメディテーションであり、集中です。

墨は、真っ直ぐとすられていく。

そして、自身で真心をこめた墨は、筆という祈りを運ぶ舟によって、神仏へと届けられます。

全てに、その人の心が映し出される。

祈ることは、集中。行は集中。いってん。

Anju

あなたはジェダイ?それとも帝国軍?

<<吉野聖天大祭ご案内>>

「なぜ、聖天大祭に、十一面観音さんなのですか?」

去年より、聖天大祭の法要内容が、原点に帰りました。

原点に帰ったとはいえ、長く続いていた法要内容を、本来の形に戻す、その大きな変化には、様々なお声がつきものです。

荒ぶる神であった聖天さんは、十一面観音さんの大慈悲心に出会い、調和と良縁成就の神として、力を尽くして下さっています。

聖天さんが、その究極とも言えるお力を発揮できるのには、同じように十一面観音さんの深く強いお力があるからです。

聖天堂のお厨子の中で、共にお祀りされており、十一面観音さんの御前に、聖天さんがお祀りされている宝珠型のお厨子が更にあります。

聖天さん、そして十一面観音さん。
神仏習合であり、一如そのものの存在であられます。

荒ぶる心と、慈しみの心。

心の中には、ダースベーダーとマスターヨーダがいる。

良い心を繋げるために戦うジェダイにもなれるし、帝国軍を増やし闇を広げることも出来る。

全てがどちらの心、つまり2面性を持っており、そのどちらになるかは、全ては自分の心次第。

皆さんは、どちらに心を注ぎますか?
心は、どこに向かっていますか?

自分の心を内観し、祈る本来の心構えと姿勢を見直す…心を向けるその先に、神仏の光が満ちている時間が、ご参拝される皆さまに、溢れていきますように

Anju

10月1日(日)
午後1時 聖天尊ご本地仏 祭礼 (於 聖天堂)
午後2時 大護摩供法要 (於 境内道場)

10月1日 午前零時より、聖天堂内陣にて、住職により秘法供を厳修します。
*皆様による夜中の浴油秘法供はございません。秘法供厳修中は、聖天堂には一切の出入りが禁じられますが、堂前からのご参拝は自由です。

聖天尊ご本地仏「秘仏 十一面観世音菩薩」ご開帳は9:00〜16:00です。真心込めて、ご自由にご参拝下さい。

清めに始まり清めに終わる

Yamabushi cleaning the precincts. One of the most important spirits in Shugendo or any kinds of trainings is purification; cleaning. Let’s do something to make others happy, what goes around…comes around:D


「修験道を勉強したい」
「修行がしたい」

国内外問わず、お問い合わせが最も多いのが、上記の2件。

「修験道」と名がついていますが、この道は、日常・人生の生き方そのもの、の道であると思います。

山に入って厳しいことをするだけでなく、日常日々の当たり前を、どこまで当たり前に出来るか。どう人に社会に貢献できるかを考え行動するか。

儀式や作法の仕方を知っていても、例えば、1番基本の挨拶が出来ない、トイレを綺麗に使えない…人と人の間で生きる時間の中で、当たり前が出来なければ、何のために修行をしているの?と感じずにはいられない現実もあります。

「手段」と「目的」が逆になってしまってはいないか。

人が見ている時だけ、所だけ、ではなく、人が見ていない所で、何をどれだけ人のために出来るか。

修験道の1番始まりの素朴な想いと、役行者の1番基本の真っ直ぐな祈りを…「心構え」「祈り構え」「生き構え」を、今一度見直し、原点に戻る必要性を…感じずにはいられません。

Anju

*写真は、山伏の皆さんが、聖天大祭に向けて境内整備 掃除をして下さっています

トトロに出会える香り

The white petals of fragrant olive or silver osmanthus in our precinct are blooming like shooting stars:D may all your wishes come true!



境内の樹齢350年の銀木犀が、満開を迎えようとしています。
山門をくぐった瞬間から…堂内…そして門を出るまで寄り添ってくれる、脳内にまで響く、甘く華やかな香り。

香り・香木には、心身・場を浄化する力、そして魔を祓う力が備わっています。
本来、古来からの「香り」の始まりと役割は、魔除けから。

「香り」にも、祈りが込められており、目に見えないけれど、重要なエッセンス。

この大きな銀木犀の木、時にふと、隣のトトロを思い出します。
子供の頃の、純真で無邪気な気持ちを思い返させてくれ、心の中で、トトロに出会えた気分になる、そんなあったかい木。

ご参拝される皆様も、銀木犀の香りを通して、トトロに出会えますように

Anju

SAKURA

今年4月に撮影協力をさせて頂きました、フレンチ コスメティック カンパニー Ushuaïa Beauté の「SAKURA」エピソードの映像が3部届きました。

Videos of SAKURA episodes which we took some parts this April are now broadcasted in France. Thank you Ushuaïa and those amazing associated crews:D mérci:)

心で感じる、吉野山の桜が持つ「内面の力」「祈りの力」が、日本中・世界中に舞い降りますように!

「原点」はなかなか表には出ません。
茎を支え、花を咲かせるための力の源は、土の中にある根であり、始まりは種であり、そして想いです。

水の流れが、時間はかかれど、岩をも打ち砕くように、私達も、良い想いを、届いて欲しい願う「心」の部分を、伝え続けることで、必ず繋がる未来と人の心がある、と信じています。

SAKURAも人も同じ。
種を蒔き続ける。祈る心構え、生きる心構え、心に響くものを、心を通して、
伝えていく。