大峯山 入峰修行を満行し、里に帰山する講社で賑わう日曜日の様子ー
人数の多少は関係なく、団結力や一体感、向ける情熱と想いの深さ、そしてあたたかなコミュニケーションの大切さを感じる日曜日✨
「無事に、新客さん達を連れて帰って来れて良かった!」
「おかげさまで、1人も怪我なく今年も満行できました!」
ベテラン先達さん達の朗らかな笑顔と言葉に、じんわりと喜びと安心感を頂く、日曜日✨
「また、来年!」
と伝え合える、当たり前じゃない1日1日の奇跡に、感謝をこめて。
大講堂ご拝観に関するご案内
ご参拝の方々の癒しの空間となっております大講堂ですが、夏の代表的な修行の入宿道場となるため、下記一定期間、入堂 ならびに ご拝観ができません。
大講堂への入堂 ならびに ご拝観ができない期間:
○6月27日(金)〜7月1日(火) 大峰奥駈修行
○7月7日(月)〜8日(火) 蓮華会入峰修行
※各実施日前日も、お入り頂けません。
なお、上記修行者受け入れ準備等の都合上、
○6月20日(金)〜7月9日(水)
上記期間中は、障子や仕切が入り、窓からの風景全体をご覧頂けないなど、いつもと設が異なりますゆえ、何卒ご理解ご協力をお願い申し上げます。
また襖の書『世界平和生命同一』を目的にご拝観ご予定の皆さまには、大変恐れ入りますが、同じく上記準備期間を含めお出会いいただけませんので、予めご理解頂けますと幸いです。
修行者入宿仕様の大講堂の様子。
山頂に鎮座されます、天河大辨財天社の奥宮。
山頂はあくまでも目印であり、通過点であることを教えられます。
辛い経験をすることだけが、修行じゃない。
しんどいことすることだけが、修行じゃない。
楽しいか、楽しくないか。楽か、楽じゃないか。
不自由ない生活だから幸せなのか。不自由があるから不幸なのか。
自分がどう幸せを感じるか、幸せに気づけるかは、結局自分しか決められないことだと、自然の姿に、まざまざと見せつけられます。
そもそも、楽しいことと、楽しむことは、違う。
挑戦も、困難も、荒波も、次々と用意されている人生。
楽しくない、と感じてしまうことが圧倒的に多くなる、大人になるということ。
言わないだけで、みんな何かしら抱えている。
お互い様、だから。
「できたら、やる」
そんな猶予は、人生にはありません。
「やれば、できる」
やらなければならない、から、やる。
よりも、やった方が絶対に良くなると思うから、やる。
楽しむ心と、人生へのユーモアを、持ち続けたいです✨