GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

朽ちない想い

人間の身体は、小宇宙ー
心は、宇宙そのものー

自然界の姿が教えてくれること。
毛細血管のように、枝葉…花弁1枚1枚にまで生命は巡っています

人間の想いも、届くべきところ・人達に、必ず巡っていき、循環していく。

根っこを、大切に。
朽ちない想いが、稔を成すことを信じて

虎に翼をつけて放てり

「立ち上がる」寅の年-
明けまして、おめでとうございます。

昨年は、土を育てる1年のようでした。
雨を受け入れ、掘って耕しならし、晴れの日は背伸びをし、ひたすら土を調える日々。

土の中で、決して枯れない根っこ。
花を刈り取られても、根っこがある限り、花はまた咲ける。実はつく。
誰にも奪われない、志という根本。
虎に翼をつけて放てりー

さあ、土の準備はできたー
ならされた大地、胸に秘める確たる方向性。
足元には、大地に沿って力強く芽吹く緑がある。
背をかがめ、肩を張り、顎を引く。

恐れずに高らかにほえ、飛ぶ。
目の前の道を推し進めていくのは…自分を研ぎ、周りを変革していけるのは…誰でもない、あなたです。
吐息も凍るような透き通った空気の中…1日零時から、各お堂にて、新年のお勤めがありました。

1月の行事予定ご案内

1月の行事予定ご案内

→1日(祝) 13時『新春護摩供』
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/20220101-02.html 

→2日(日) 11時『新春護摩供』
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/20220101-02.html 

→8日(土) 10時
『ひらけごま〜お護摩のライブ配信〜』
https://sakuramotobou.or.jp/event/contact/hirakegoma2022.html 

*祈願護摩木をお申し込みの方で、前日までにご返送頂く分は、この日にお焚き上げいたします。→9日(日) 13時~14時半
『カウンセリングサロン『悠然』~グループで語らい合うカウンセリングコミュニティ~』

多様性・個性を尊重し、自分をケアし癒すためのコミュニティの場を定期開催しています。

日常を、少し抜け出してみませんか?
大自然に囲まれたお寺の空間にて、想念(精神)の世界を体験しませんか?
日々の迷い・人生相談・対人関係などの悩みを、話してみませんか?
少しでも心の凝りがほぐれ軽くなって、日常生活に戻って頂けたら幸いです。グループカウンセリングで話せない事は、個人相談も受け付けます。

会費: お1人様 3000円 (お茶とお菓子付き・拝観料含)

→1月『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』は、写経写仏を随時受付致します
https://sakuramotobou.or.jp/event/2021/healing-in-temple2021-11-12.html

*法要行事の都合で、受付できない日もありますので、事前にお問い合わせください

→22日(土) 11時
『月次祭 お護摩の日〜イヒカの火〜』
https://sakuramotobou.or.jp/event/2021/2021ogomanohi.html

同日13時『書禅会』
https://sakuramotobou.or.jp/event/2021/2021shozene.html

……
護摩法要・各種祈祷供養法要は、通常通り受付しております(完全予約制・完全個別制)お問い合わせください

また遠隔での、護摩法要・各種祈祷供養法要も受付しておりますので、ご相談ください(完全予約制・完全個別制)
https://sakuramotobou.or.jp/about/prayer.html

各作法伝授に関しましても、お問い合わせください。

2022年2月号『Hanako』で清薫水が紹介されました

本日発売の雑誌 2022年2月号『Hanako』〜幸せをよぶ、神社とお寺。〜 の特集内で、当寺院の授与品「清薫水(せいくんすい)」が紹介されました
新しい年の幕開けもすぐそこ
日本の清めと祈りの神髄を、櫻本坊は来年も発信&実践し続けます

いつか笑って話せる日がくると信じる

「Footprints -足跡-」(マーガレット・パワーズ作)という詩を、このクリスマス前後に毎年思い出します。
人生で最も辛く悲しい時、1人で歩んでいるように思いがちです。
振り返って、歩んできた道のりを見ると、自分の足跡しか見当たらないからです。
でも実際は、神様が私を背負って歩んでくれていたから、足跡は1人分だったという言葉が綴られています。

いろんな日があります。
1人で歯を食いしばって踏ん張らなければいけない日もあれば、皆で力を合わせて押し進んでいく場面も多くある。

大事なのは、渦中にいる時よりも、過ぎ去った後に、学んだ事を人に伝えていく姿勢かと思います。

「自分1人で成し遂げた」という勘違いや傲慢さではなく、その時1人と感じていても、実際はいかに多くの支えがあったかに気付き、感謝の気持ちを忘れないこと。
経験し学んだことを、日常社会で実践し恩送りしていくこと。

「知識」と「知恵」の違い、はそこにあるのではないでしょうか

Anju