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やまと ことのは つづり

OMOTENASHI

11月20日(土)に斎行されます、『天武天皇御神像 献茶式・お茶会』に向け、寺内では着々と準備が進められています。

お席のお申し込み・詳細はこちら
https://sakuramotobou.or.jp/event/2021/20211120.html
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ご案内: 『天武天皇御神像 献茶式・お茶会』
秋の特別ご開帳 正式参拝 ~日本の祈りと清めの神髄に触れる…極上のひとときへのご招待~

日時: 11月20日(土) 午前11時~午後2時半

場所: 井光山五臺寺 櫻本坊

定員: 20名

会費: 2万円
※正式参拝玉串料・薄茶2席料・精進点心料が含まれます

年に7日間のみ特別ご開帳させて頂く「天武天皇御神像」…日本の精神軸と原型を固められたご功績への感謝と、世界平和・万民安楽を共に祈ります。

※玉串奉奠がございますので、神前拝礼に不敬にならない服装でお越しください。

※「やまと薬膳」薬膳弁当:旬のオーガニック野菜や化学調味料不使用にこだわり、心身の清浄のための精進料理です。

※自然農園で栽培されたお抹茶をご用意しております。

※感染予防対策を講じてのお茶席です。
(お茶碗1人1碗・菓子器1人1皿・熱湯消毒・充分な換気等)
手指消毒・検温・マスク着用のご協力をお願い致します。
なお、人数を分散し、班分けをしてのご案内となります。

※流派不問・茶道初心者様大歓迎です

ことのはつづり

人も物も…外見(観)や形・サイズ・数に囚われ、大切な本質・中身、そして想いを忘れないように。

そこに何を見るか。観るか。感じるか。
なにを大事にしてきて、していきたいか。
人間の努力、9割。神仏の導き、1割。

人としての努力をしてこそ、後押しの助けがある。

どちらも絶対なのは「信じる」こと。
自分を、信念を、まずは信じきる。
光を、自身の手で影らせない。

それが「試練」ー
「試練」と聞くと、ぶつかっている困難のシンドさに大半目が行きますが、改めて辞書で意味を調べると、興味深い真理を教えられます。

試練: 信仰・決心のかたさや程度を厳しく試すこと。

結局は、どこまで「信じる」ことができるか。
自分・努力・信念・相手・未来を。選択を。

人間誰もが、強さと弱さを両方持ち合わせていて、いっときの落ち込みから「心の弱さ」をジャッジする必要はない

本当に強い心の持ち主は、なにも気にしない人ではなく、考えて考えて…「考える」ことができる人。そしてそれが、誰かを真に思いやる気持ちであったり、何かをより良くしたい!という動機であれば、試練ほど有難い絶好の機会はない
見上げたり、見下ろしたり、1つの物事でも、視点を変えると気づく多くの側面。

それを、何として見るかは、千差万別。
自然の持つ再生力が、人間に与えてくれる偉大さ。

自然そのものがご神体。

風の音・大地の温もり・葉っぱの匂い・木漏れ日の降臨…五感で感じる、神仏の気配ー
今日は今日の風が吹く。
毎日、私たちは再生することができる。
明日は明日の風が吹く。
風は、待ってるばかりではなく、自らでもおこしていける。
様々な形・ご縁で、櫻本坊の祈りの道を、一緒に歩んで下さる皆様の存在の有難さと心強さ

「あったかいところ」
「気持ちの良いところ」
「温泉みたいなところ」
「風通しが良いところ」

「この場所が、大好きなんです」

帰り際に、そんな風にお伝えして下さる皆様の笑顔が、私たちの喜びです。そして、この場所を護り、発展させていく、と神仏へ何度も何度も誓う瞬間です。

修験道は、「修験」という言葉の縛りの中にはあらず。

名前が付いていない、日常の至るところで考えさせられる…「人として、どうあるべきか」の道にこそ、在る。

櫻本坊を、愛してくださっている皆様の御心と共に、いまこれからの未来、寺院としてどうあるべきか、を日々前向きに明るく試練の中を歩んでいます。

心があるところに

金毘羅大権現 祭礼
毎年10月10日、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現の祭礼が地域の皆さまと共に斎行されます

吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守り、神輿の「運行/巡航」安全を護られる金毘羅大権現。

秋は日本中で、自然の恵みに感謝し、自然との共存を祝福する祭礼が行われます。

どのような時であっても、最も大切な「神事 祭礼 法要 護摩」、神仏へ捧げられる祈りは、厳粛に粛々と行われています。

人の目に触れる触れない関係なく、極端に言えば、参拝者が零であっても百であったとしても、神仏へ向けられる真心と準備は、常に同じ。

そこで、心を向ける人がいる限り、手を合わせる人がいる限り、祈りは、必ず続いていく。

…心があるところに、祈りがある。

Anju

吉野聖天大祭 大護摩供ー

吉野聖天大祭の様子ー
その背中が、すべてを語るー
その背中に、語れる重みがあるかー
「法」の重要さ、行う者の責任を知っているかー

護摩木に込められる、祈願者の祈りは、人生と生命の重みー
天に届けられる祈りの煙火ー
吉野聖天大祭 十一面観世音菩薩祭礼ー
祈りを捧げる先に、観える光ー
光を、信じる。
三者一体(神仏・中取持・祈願者)の真心が1つとなって、祈りは実現する。

全ては、そこにかける情熱と想いがあるから 〜中部さい帯血バンク 講演〜

全ては、そこにかける情熱と想いがあるから 〜中部さい帯血バンク 講演〜

10月7日(木) 石川県 恵愛会松南病院にて、さい帯血採取施設 教育訓練内の講演を担当させて頂きました。
こちらの病院の加入により、全国さい帯血採取施設100社目となります。
教育訓練では、医療従事者の皆様に、さい帯血移植によって救われる生命のお話と、1本でも多く保存数を増やすことへの情熱と貢献の意味、祈りと医療の結びをお伝えしています。

櫻本坊が大切にする想いの一つに「祈りと医療 -CAREとCURE-」の繋がりの重要性があります。

医学で身体は治せても、医学だけでは治しきれない「心」ー

心のケア、人の心に寄り添い続ける使命の宿る祈りの現場で、日々想うこと。

お寺として、何を大切にしていきたいか-

お寺という場所が、いま必要な方の拠り所であってほしい。沈んでいる気持ちを引き上げる、言霊を持って帰ってもらえる…祈りのクリニックであってほしい。

櫻本坊という場を活かしながら、参拝者 祈願者 皆さまの笑顔で、毎日を満たしていきたいです

Anju


日本赤十字社 近畿さい帯血バンク様とのご縁から始まり、各病院(産科 婦人科 小児科)で、医療従事者の皆様(と妊婦さんを含む場合有)に向けて行われる教育訓練 講演担当は、今年で9年目です。

*中部さい帯血バンク <さい帯血ってなに?>↓
https://www.chubu-cbb.org/entry1.html

近年、血液の病気の新薬・治療の著しい発展が話題になっています。

さい帯血は、赤ちゃんとお母さんを結ぶ「臍の緒」から、出産時に採取される「祈りの血液」で、さい帯血移植は、重篤な血液疾患の治療に役立っています。

出産を控えていらっしゃる方、身近に妊婦さんがいらっしゃる方、出産時の臍帯血 提供協力によって、救われる命があります。患者の家族にとっても、繋がる夢と未来があります。

深いご理解と温かいご支援をお願い申し上げます。