GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

春期限定ご朱印のご案内

春期限定ご朱印のご案内

本日3月20日(宇宙元旦)より、春期限定のご朱印を頒布致します。

「天武天皇 夢見の桜」(祈願: 道開き・必勝)
「聖天堂 幸結び」(祈願: 幸せを結んでいく)
「大天狗 実修実験」(祈願: 発信実現・有言実行)

皆様のご来山をお待ち申し上げます。

「One Day」or「Day One」

「One Day」or「Day One」
どのような厳しく暗く寒い日々であったとしても、時期がくると必ず花を咲かせる、日本の花の王「さくら」-

そして、散る時には潔く舞い散る、さくら。

「天武天皇 夢見の桜」枝垂れ桜が、毎春ゆっくり目覚めていく様子を見ていて想うこと。

指で触れると折れそうな細い細い枝の先から花は咲き始め、花弁を透かすと、1枚1枚に生命が流れているのが見てとれます。

私たち人間の身体と同じで、生命は、端の端(指先・足先)まで巡っている、という事実と真実。
人の寿命がそうであるように、私たちはこの限られた時間の中、与えられた肉体を借りて、生きるという喜びと、そして別れを経験するさだめを生かされています。

いつか。またそのうち。あとで。
後回しにしていることがあるのならば、いま、行動する勇気、いま、伝えたい想いを、力に。

その生命が、明日も必ず約束されている人は1人もいません。

物を大事に…人を大事に…時間を、大切に。
生命を尊ぶことは、愛すること、想うことだから。

生きていることを、愛せる生き方・想い方で、日々ありたいですね

Anju

天武天皇 夢見の桜は、現在3分咲きです。
見頃は3/22~月末にかけての予想です。

ともにあれ

ともにあれ

「正直さや真面目さ、愛や思いやり…そんな綺麗事だけじゃ世の中渡っていけません。」

本当にそうでしょうか?

最も気づくべきことは、その「綺麗事」を除外し、見くびり実践しなくなった時、勝手の良さと損得ベースが正義となった時、その人の道に待ち構えるものは「競争」「執着」「評価」です。

世の中を渡っていくために、更に争いが増えていくというループに入る。

世界共通で、先人や偉人が遺した財産である、どの経典・聖書・教え・口伝にも、人が生きていくうえでの最も基本的な土台に、何も難しいことは書かれていません。

・当たり前を当たり前にする
・人にされて嫌なことは人にしない
・感謝と敬意と想いやりを忘れない

ただただ願うことは、それぞれがいる場所で、与えられた使命で、お互い尊敬と思いやりをもって生かし合える…もっともっと、優しい世の中になっていきますように。
……
旧暦の初午の日である本日 午前7時、高倉稲荷明神社にて、例祭を斎行させて頂きました。

山(自然)そのものをご神体とする、奥深き心あたたかい山の神が鎮座されます。山に入る者(仕事・修行)を守り、我々の心の最も弱い所に潜む「魔」を祓って下さいます。

こちらの眷属は、キツネより古い、古来からの信仰が残る二頭の白狼達で、様々な魔厄病災いを祓い守護して下さっています。
Anju

まっさらな気持ちで

まっさらな気持ちで
足元も、その人の全てが反映される場所です。

大祭や例祭…最も重要な法要・神事・儀式のさい、人の目には触れませんが、身につける肌着やハンカチは白で統一し、真っ新な足袋をおろします。

これは、祭礼に出仕させて頂く僧侶・神職・行者の、神仏への敬意はもちろんのこと、自身を「律する」心構えの大基本となります。

我々人間が決して簡単に立ち入ってはならない、聖域。その最も神聖な領域の一歩手前にある、結界の意味。

その結界の手前で、どれだけ心身が清浄であるよう努めるか。

足袋が新しいかどうかなんて、誰にも分かりませんが、そこも、天知る地知る我知る人ぞ知る。

立つ鳥跡を濁さずの精神で、言葉も思考も行動も…清らかで爽やかでありたいですね。

Anju