その笑顔に刻まれる想い 奥駈修行の様子をご紹介ー 厳しさの中で気づく、優しさと温かさと「人間」らしさの底力ー 修行者の笑顔に刻まれていく、「思いやり」の記憶と、想いを力にしていく強さー 奥駈修行という、霧雲の向こうに包まれた山奥での修行ー 大変貴重な修行の様子を、こういった形で、里の私たちに届けて下さった先達 兼 フォトグラファー様に深く御礼申し上げます。 Photo by Banri
山を駈ける者たち 奥駈修行の様子をご紹介ー 山を駈ける者たちに託された、人々の祈りを祈る重みー 大峰奥駈修行は、役行者 尊師たちの足跡を踏みしめながら、自身の根源に還り修行していきます。その道中では75靡(なびき)と呼ばれる霊場を巡り、碑伝(ひで)というお札を納め、修行者全員で勤行祈念しております。 奥駈浄行に際し「碑伝」奉納特別祈願をお申し込み下さった祈願主皆さま、皆さまの心願成就・お供養を、引き続きお祈り申し上げます。 Photo by Banri *碑伝(お札)には、ご尊名とお願い事を記入し、大峰峯中の靡へ奉納、特別祈願致しております 神秘的な霧峰のなかでー
みなの力で 7月7日 蛙飛び行事法要 金峯山寺蔵王堂においてのワンシーンー 蛙飛び行事の縁起である、大峯山上で神仏を侮辱した不信心な男が、カエルの姿に変えられ、心をあらためたのち、読経の力で人間に戻してもらった…そのストーリーのクライマックスの一部…みなの力で、蛙を人間に戻すために… (野本 暉房様撮影 2023.07.07)
ひたすら歩き続ける中で 奥駈修行の様子をご紹介ー ひたすら歩き続ける、奥駈の道中ー 自然が教えてくれる、人間として大切なことの多さー 参加者同士が、お互いを助け合い、声を掛け合い、共に歩むことの尊さと、血の通った「人間」同士であるという、生命の源に触れる時空間ー Photo by Banri 釈迦ヶ岳を降り、太古の辻から前鬼へ下りる急坂のほぼ中間地点にある、巨大な岩ー 通称「二つ岩」 ー不動明王の両脇に控える、矜迦羅童子(こんがらどうじ)・制多迦童子(せいたかどうじ)をあらわすー この岩の向こうは、断崖絶壁ー