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やまと ことのは つづり

リマインド✨講演会ご案内✨

リマインド✨講演会ご案内✨

<<京さろん ~お坊さんCafe~>>
お寺を身近に感じるお坊さんのトークイベント!
素朴な疑問や裏話など、コーヒー片手に気軽に楽しみましょう。

○日時:
2024年9月14日(土)14:30〜17:00

○会場:
ヒルトン・ガーデン・イン 京都四条烏丸
1階 Together&Co.

○料金:
<トークイベントのみ> 1名様 4,000円
<ランチ付きプラン> 1名様 7,000円
<各プラン共通>コーヒー&紅茶 フリーフロー(お菓子つき)

※税金・サービス料込
※文化財や伝統芸能を後世に守り伝えていくため、参加費の一部を講師の所属先へ寄付します

○トーク内容:
特別編「” 吉野の聖天さん” ~人間の源にある生命力と和合のお話~」

修験道の開祖・役行者が1350年前に大峰山中に祀られ、現在は大峯山護持院 櫻本坊(さくらもとぼう)にお祀りされている日本最古の聖天尊は、”吉野の聖天さん“ともよばれ、「一心に祈ればどのような願いも叶う」と、年間を通して大勢の参拝者でにぎわっています。
その櫻本坊から神職であり寺務執事でもある巽安寿(あんじゅ)氏をお迎えし、「人間であることのありのまんまと、そのまんま」などについてお話しいただきます。 言いたいことを表に出しにくい現代社会の中で、「いかに目の前の現実を肯定的に捉え、自分らしさを解き放てるか」のヒントとなれば幸いです。

お申し込み方法・詳細は
https://hiltongardeninn-kyoto.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/event/together-and-co-2305

maybe lonely but not alone

海で泳ぐことは、大きな体力を使います。
沈まないように、溺れないように、頭を突き出し、手足をフルに動かして、浮いている状態を保つことは大変なことです。

そこに、浮き輪がひとつあれば、どれだけ助かるでしょうか。

周りの様子を見渡す余裕がうまれ、体力の温存が可能になり、泳いでいける距離や目的地への可能性も広がります。

海が人生・日常だとすれば、自分にとっての浮き輪は、何で誰でしょうか。

寄り添ってくれる浮き輪の存在が、あること。
その、身近過ぎて、気付かれにくい存在に、今一度、気づく。気づけるように。

ひとり(lonely)と感じる時間はあるかもしれませんが、1人(alone)で生きている人はいません。

祈りも、ご縁ある皆様にとっての、浮き輪となり、目的地へ運ぶお手伝いができますように。

今月も、ご参拝下さった方々の笑顔を拝見できましたこと、有難い日々となったことへの感謝と、来月も、ご縁ある皆さまが、健康で笑顔で過ごせますように、願いをこめてー

そして台風の被害が最小でおさまること、皆様の安全を、心よりお祈り申し上げます。

決めて、断つ

力強く前向きな印象のある「決断」という言葉ですが、漢字を見ると、「断つ」という、どちらかといえば、マイナスな印象を与える字が入っています。

何かを決心するとき、例えば習慣や癖や馴染みのあるもの…自分にとって「なくてはならない」と思っていたものを、思い切って手放す行為が必要です。

綱引きのように、綱を引き続ける行為は、摩擦が起こり、皮膚が傷つき、手のひらや手首を痛めます。

綱から手を離し、綱を手放すことで、はじめて、手の手当てができる。何を引っ張り、何に引っ張られ、何を求めていたのか、冷静に見渡すことができる。

決めて、断つ。
切り離す。切断する。手放す。
終わらせる。

一見、マイナスに見える出来事・経験・感情・変化も、長い目で見れば、未来へ進むための、かけがえのないプラスの連続✨そのための、決断の連続✨

“何が幸せかわからないです。本当にどんな辛いことでも、それが正しい道を進む中での出来事なら、峠の上り下りもみんな本当の幸福に近づく一足ずつですから。”
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より

お地蔵様の微笑に救われて

本日24日、境内 清水地蔵尊前 また 地蔵堂に於いて、地蔵盆法要を厳修致しました。

残暑厳しい中、ご出仕下さった行者皆様、ご参拝下さった参列者皆様、全国各地より同時刻に心を向けて下さった施主皆様に、深く感謝申し上げます。

このように結ばれる、皆さまとの有難いご縁も、ご先祖様や先人達の尊い想いと、力強い足跡があるからです。
今に繋がる、私たち1人1人の生命の祝縁に、重ね重ね感謝申し上げます。