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おりむすぶ

来月14日(日)に斎行致します、天武天皇例大祭へ向けて、準備が着々と進められております。

玉串に付ける紙垂(しで)作りや、それを榊に結ぶための紙縒(こより)通しなど、「折る」「むすぶ」作務の有難さをいつも実感します。
神仏と参列者 祈願者を「結ぶ」中取持の役割が、社寺に携わる奉職者の勤め。

皆様の想い 願いが「結ばれます」ように…祭礼の間だけでなく、表に出ない準備の中にも込められる、日々絶えることなく捧げられる「祈り」「真心」の積み重ね。

お祭りには、祈りが形として凝縮されています。

人々の想い 喜び 真心 胸の内…そして何よりも 神仏への「おそれ」と「感謝」-

「かけまくもかしこき」「かしこみ かしこみ」「なむ」「おん」

本来 言葉に出すのも畏れおおい、尊い全ての神仏へ、繰り返し繰り返し向けられる言霊…

「人間ですので、至らぬところばかりですが、慎み怠ることなく、精一杯努めさせて頂きます」

お祭りを斎行させて頂く前に、必ず 神仏へご挨拶申し上げることです。

私たちは「人間」であるということ、そして「生かされている」「させて頂ける」立場であることを忘れてはいけない。

何事にも「謙虚さ」が基盤には必ずあります。

今年も、天武天皇ご神像の御扉を、ご開帳させて頂ける 畏れおおさ 喜び 感謝で、すでに胸がいっぱいです

………
令和3年度 天武天皇ご神像特別ご開帳
期間: 11月13日(土)〜21日(土)
内拝時間: 8:30〜16:30
*但し最終日21日(日)は、15:00受付終了
拝観料: 800円
https://sakuramotobou.or.jp/event/2021/20211114.html

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