「日本」を伝えていくために
昨日6月18日(土)開催されました、『茶論 雪月花』、定員以上の皆様にお越し頂きまして、ありがとうござい
何よりも、主催者 関係者皆様の多大なるご尽力に、心より御礼申し上げます。
日本人の素晴らしい智慧と、高い精神性が息づいている文化伝統を
各方面の「道」で、それぞれ形や呼び名は違えど、伝統: 筋を伝えていく、伝えていきたい、という確たる意志と想いは同じ
「言行(ごんぎょう)」…言葉の行(修行)を、ご存じですか?
言葉を知り聞き理解し使い伝えることの重さ。
六根の中でも、最も清める意識を持つべきは、「口」…
そして最も願いを実現してくれる後押しも、「口」…
自身が発信する言霊が、目の前の現実を創る。
どれほど、言葉は、自他を生かす力にも、災いを起こす力にもなっ
六根清浄(目・耳・鼻・口・身体・意識心)とはー
神仏への祈願の前にまず「今在る、共に在る命」に感謝する心、そ
心身が清められ、神仏と繋がる柱が太くなればこそ、心に想う願い
そういう意味が込められる、六根清浄の中にある「言行(ごんぎょ
……
写真は、皆さまからお預かりしている護摩木(ごまぎ)を、ご本尊
言霊は、祈り
また櫻本坊では、「書禅会」や「写経写仏」を通して、身近な言行
詳しくはHP またはブログより↓
https://sakuramotobou.or.jp/bl
https://sakuramotobou.or.jp/ev
植物の毛細血管・拡がるギャラクシーに出会うー

言葉は祈り 筆は舟 自分と向き合い 神仏へ想いを届ける時空間
全てにその人の心が映し出されます。
写経写仏は、15〜20分、墨をする段階から既に始まっています
ボトルに入っている墨汁を使えば、楽じゃないの?
もちろん、墨をする手間は省けます。
しかし自分の手でする墨には、暖かみがあり、想いが込められる。
その人の心構えは、墨を見れば、一目瞭然。
気が散漫、嫌々してる、力任せ、形だけ、心がこもってない。
すると、墨も、曲がっていたり、グチャッと変形したり。(*写真
墨と硯に心をこめ「する」ことは、それもメディテーションであり
墨は、真っ直ぐとすられていく。
そして、自身で真心をこめた墨は、筆という祈りを運ぶ舟によって
「これでいっか」
そんな何気ない日常の、怠慢と傲慢さを取り除いていく。
祈ることは、集中。
日常にこそ、修行があります。

……
写経写仏は、当日受付もしておりますが、法要神事等と重なりお受
*志納金: 2500円 (拝観料含)
*最終受付:14時
お子様も大歓迎です
社員研修や団体様は、日時の相談対応可です
書禅会(しょぜんえ)
いろんな想いを持って、当山にお参りに来られる皆様に、まずは、
それは、必ず皆、自身の中に在る「人に良い影響を与える力(
御神籤のように、目の前に現れた言葉を、筆で書く時間は、
1ヶ月の抱負として、決断の後押しとして、

司教による書道の指導も同時に行いますので、お子様・
字の上手い下手ではなく、心の込め方や向け方を学ぶ場です。
くわしくは当寺院HPよりご確認いただけます
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/2022shozene.html
自分の言葉と意志が、現実を動かすー
運転のさい、どっちの方向に進みたいか、譲り合いや危険回避をどう伝えたいのか、私たちはウィンカーやパッシングで合図を出して、周りに意思表示をします。
どんなに頭の中で考えていても、その合図を明確に出さないかぎり、相手が何を望んでいるかも、自分がどうしたいのかも、伝えることはできません。
スターバックスに行って、「コーヒーください」だけでは、自分が求める味とサイズのコーヒーは出てこないのと同じです。
祈りも、同じことのように思います。
言葉には、想いがこめられ、言霊となり、それが実現へと進む合図となる。
そして、どれだけ早く車を飛ばしても、前の道の信号で止まったり、結局は追い越した車に抜かれたり。
最終目的地を設定しても、途中で寄り道したり、渋滞に合ったり、道を間違ったり、やっぱり行き先を変えたり。
いろんな道があって、いろんな天気の日があって当然。
肉体は、魂の乗り物ー
車も、運転手の人柄や生き方が明るみにでる。
顔つきや人相となって、車も生きています。
クラクション・衝突・煽る傲慢な人生と…
目を合わせてお礼を言い合える、思いやり譲り合える…ありがとう、と心が優しくなれる人生…どちらがいいですか?

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花を咲かせるためのエネルギーは、1日2日で貯めれるものではあ
私たち人間にも言えることではないでしょうか。
長い間、大切に大切に温め、時に厳しい環境下を乗り越えてきた想
その想いを力にするために必要なのは、潔い行動力と、信じきる「
咲くときは、咲くー