生と死の輪舞 〜今月の床の間〜
吉野山では、すべての桜は御神木であり、枝を故意に折ったり切る
今月の茶花にある枝樹は、「天武天皇 夢見の桜」が新陳代謝で地上に舞い降りた枝を頂戴し、これから咲
何事にも始まりと終わりがあり、そして続いていくものがある。限
一期一会ほど、重みのある時間が、他にあるでしょうか。
Anju
掛け物: 桃花千歳春
邪気・禍を祓い、どのような環境下であっても美しく咲き誇る桃の
生と死の輪舞 〜今月の床の間〜
吉野山では、すべての桜は御神木であり、枝を故意に折ったり切る
今月の茶花にある枝樹は、「天武天皇 夢見の桜」が新陳代謝で地上に舞い降りた枝を頂戴し、これから咲
何事にも始まりと終わりがあり、そして続いていくものがある。限
一期一会ほど、重みのある時間が、他にあるでしょうか。
Anju
掛け物: 桃花千歳春
邪気・禍を祓い、どのような環境下であっても美しく咲き誇る桃の
夢を語り合える場所として
“良いものはどんどん発信して、みんなでシェアしたい”
発信することはリスクが伴いますが、櫻本坊のモットーで
そして、櫻本坊には、夢があります
その夢を叶えるために、変えるべきこと・変えていきたいこと・伝
「伝統は革新の連続である」
人は心理的に、変化を嫌い、新たなものを最初は拒絶・批判しがち
また長年の風習や癖、それが良きも悪しきも、時代の移ろいの中で
本質という、守るべきものは守りながら、新しい風をどんどん取り
できるかできないか、できないことの方が、圧倒的に多いです。ま
でも「できないからやらない」より「とりあえずやってみる」ほう
それが愛ベースなら、誰かの日常を少しでも笑顔に導ける選択なら
女性だから、男性だから、性別や固定観念でジャッジする時代はも
「やっていこう!」という勇気を後押しできる、祈りが生きる場所
1人でも多くの皆様が、それぞれの夢を叶えていくために、携われ
「One Day」or「Day One」
どのような厳しく暗く寒い日々であったとしても、時期がくると必
そして、散る時には潔く舞い散る、さくら。
「天武天皇 夢見の桜」枝垂れ桜が、毎春ゆっくり目覚めていく様子を見ていて
指で触れると折れそうな細い細い枝の先から花は咲き始め、花弁を
私たち人間の身体と同じで、生命は、端の端(指先・足先)まで巡
人の寿命がそうであるように、私たちはこの限られた時間の中、与
いつか。またそのうち。あとで。
後回しにしていることがあるのならば、いま、行動する勇気、いま
その生命が、明日も必ず約束されている人は1人もいません。
物を大事に…人を大事に…時間を、大切に。
生命を尊ぶことは、愛すること、想うことだから。
生きていることを、愛せる生き方・想い方で、日々ありたいですね
Anju