生きるという選択
先週に続き、本日22日は非常勤講師として、兵庫県 甲南大学 「死生学 〜日本の死生観〜」の講義をさせて頂いております。
今週は、もっと身近な「家族の死」とどう向き合い、どう「生と死」を捉えていくか-
私たちは全員、いずれ100%死にます。
私たちが全員、いずれ必ず大切な人・家族の死と直面します。
人によって、タイミング・寿命が、違うだけ。
与えられている時間は皆同じで、その中で何を想い、何を選択し、どの言葉に出会い、どう行動していくのか、が違うだけ。
1番この講義でお伝えしたいのは
「選択肢は、常に目の前の時間の中にある」
ということ。
どのような状況に陥っても、真っ先に相手に「ありがとう」と伝えれる強さが、本物の優しさであるということ。
悲しみを消したり、後悔を克服することはできなくても、今を、肯定的に生きる選択はできる、ということを伝えたい。
あの人のため。自分を愛してくれる人たちのために、自分が愛する人たちのために。
皆さんが、今の時間の中で選択する想いが、誰かの今日という1日を笑顔にできる力となりますように。
そんな願いを込めながら…毎年、学生さん達の眼差しと向き合えることに、感謝で一杯です
Anju